途中深夜24時くらいに一度トイレで目が覚める。 本格的に車で朝まで寝るのは初めてだが
DAY-Ⅰの疲れもあってか意外とぐっすりとは眠れている。 ピーさんが事前に「絶対に毛布
は持ってきたほうがいい」と言っていた理由が分かった。 車から外に出ると東京の11月程度
の寒さである。 パーカーを着てなおかつ毛布でぐるぐる巻きの状態で続きの睡眠に入ったが、
それでも寒い、と感じるレベルであった。

DAY-Ⅱの朝食。 4時30分まで約8時間ちょっと、車の中だが爆睡できた。そこまで体
も痛くならず快適である。おかげで東京までの帰りの運転もまったく眠くならなかったのである。
ピーさんは朝風呂へ。 自分はタックルの整備等をして出発に備える。

お風呂と駐車場を貸してくださった宿の本館。 実はピーさんはすでに3度目であり、ここの
家主の方とはすでに仲良しである(笑) これこそ、本当にピーさんの素晴らしい人柄のおかげ
なのである。 自分も軽く足湯だけして温まり、再びダムサイトへと出発した。
6:30に到着し、セットアップ。 今日はいつものおじさんではなかった。 自分はこれで
6回目であるが、いつものおじさんが4回で昨日もそう。 違うおじさんが2回目である。まあ
特に意味はないが、これだけで分かる人にはあることが分かる、ただそれだけだ(笑)
さて、また3cm程度増水してスタートしたDAY-Ⅱ。 自宅に帰ってきてからわかった事
だが、今日から放水が再開された。14時~17時の間だけ、放水があったデータが記録されて
いた。 今日のプランは昨日つかんでいたパターンをそのまま当て込み、できる限り釣っていく
という作戦。 昨日は7本キャッチして、そのうち豆3本なので、40UPは4本であった。
ウエイトは40UP4本で合計5650g。もちろん、これだけでもとんでもない数字であるが
今日は5本6kg超えを目標としてスタートした。 といいながら、いきなり今日デコるかも
しれない、そんなリスクさえあるこのダム。 はたして今日の展開はどうなるのだろうか。
今日はピーさんと正午に合流点付近で待ち合わせし、基本的には終日別々にゲームを展開して
いった。 まず始めに自分は昨日の続きと言わんばかりにゴジラワンドからスタートするが、
昨日のように当たらない。 小規模ワンドの奥では、なんとペアリングすら見かけた。 まだ
これからスポーンするヤツもいるのだ。 当然まったく反応しないため、次にエンジンで一気に
羅生門ワンドへと向かう。 ここはキャットワンドの次のワンドで、初回にきた時にH川先生が
ジョイクロでスモールを追わせたあのワンドである。
この最奥に到着し、遠くから静かにレッグワーム白のダウンショットを投入する。なんとなく
あそこに居るよなあって思ったイメージ通りの場所に落とすと、一撃で食った!!
やっべー、しかもいきなりでかい!! 3ポンドラインだから無理はできないが、それでも
エレキで沖まで誘導し、セーフティエリアでやりとりを継続する。 うっわー全然浮いてこない、
これまたいきなり50UPだろうか?
5分近いファイトを終えてようやくキャッチしたのは

よっしゃ、ナイスサイズ!!

48cmの1550g!! DAY-Ⅱいきなりナイスサイズからのスタート!! いいねー!
神秘のダム、サイコー!! ピーさんとこのセリフを何回叫んだか分からない。そのくらい最高な
ダムだぜ!! という訳で午前中はインレットパターンに集中する。

今日も抜群の雰囲気の神秘のダム。 本当に何もかも忘れてゲームへと没頭できる。
エンジンで上流側へとランガン。 いつもはキャットワンドがある右側サイドをメインに進むが
今日はあえて対岸サイドへと入ってみた。
ここからはシャッドシェイプのジグヘッド。 こちらは4ポンドライン。 実際、全体的にやや
濁っているため、魚からも船が見えにくい。 よって、ラインに関しても無理して細くせずに3か
4ポンドで充分対応可能であった。 5ポンドまでいくと少々太い印象。
奥の奥でダメだったので、ちょっと手前にあるコブを打つとヒット!!
しかーし、ジャンプ1発でバレてしまう!! 見た感じ、アサイチ釣ったのと同じくらいのデカ
さだったんだけど・・・ ガーン・・・
さだったんだけど・・・ ガーン・・・
へこむ間もなく次のキャストで着水と同時にバイト!!
いやな予感がした。
ドラグがいつまでも鳴りやまない。
これ、スモールならワールドレコードクラスだろう。
上がってきたのはこちら。

またナナマルのイーコー・・・。 勘弁してくれ、腕がパンパンだ。
このワンドを出て、一段上流側のワンドへ。 ここも最奥がダメだったので手前の岸壁に
ジグヘッドを落とし、ミドストさせていると中層でひったくりバイト!! が、これまた最初
のジャンプでバレてしまった・・・。 40cmジャストくらい。 全体的に食いが浅いのか。
実際、吸い込んで飲まれるようなフッキングは少なく、釣っているバスもほとんが口の脇の皮
一枚系である。 昨日最後に釣った44cmもネットに入れた瞬間フックオフしたのだった。
2連続バラしに意気消沈しながら入口近くを打つと、食った!!
これまたあげるのに大苦戦するナイスファイト!!

2本目! 45cm、1250g!!
過去すべての釣行の中で、もっともいいペースでアタリをとり、キャッチできている。
昨日は最初のバスが11:55だったからだ。 ただ、バラしが多い点は課題だろう。
その後、とあるワンドで、水面のシャッドシェイプをひったくる魚があった!

にょろ~ん・・・ ニゴイみたいだけど、ピーさんによるとこれがウグイみたい?
まあなんにせよ初めて釣った。
さて、手持ちのシャッドシェイプワームのグリパンのストックが少なくなってきたため、
ここでカラーを伝説の紫(941番)に変えてみる。 ホームではいまだに最強カラーである。
ただし、ここ一番でデカいのはレッグワームの白のほうに分があるようだが・・・。
とあるワンド内で、伝説の紫が火を噴いた。
→ 後編へ続く