神秘のダムツアー第2段から中一日。昨日、仕事に出勤する前に車の中をレンタル仕様に入替え、タックル
も亀山対策に切り替えた。 で、一日仕事して、今朝は少しゆっくりの4時起き。 のんびり向かっていると
アクアラインくらいでノブ氏から「とうちゃく~」とメール。 いつものセブンイレブンでおにぎりやパンを
買い、ついでにリポDも購入した。スーパーハードスケジュールをこなしているのだが、さすがに肉体疲労は
限界を超えているため、ドーピングが必要だ。
自分が出船したのは6時20分頃。 柳島あたりで浮いていたノブ氏と合流した。 まだ釣れてないという。
完全満水で水温は22℃前後。 5月に来た時は柳島周辺のシャローや、トキタ岬でボイルをたくさん見る
ことができたが、今日の湖面は至って静かであった。 濁りはさほどないのだが、チビすら見えない状況だ。
これは難しいかもしれない。 最初、縦スト系をセンコーノーシンカーワッキーのスローフォールで攻める
がかなり沈めても無反応であった。 うーん、いきなり難しいか?
とりあえず、大きなワンドへと入ってみることにした。 ノブ氏は途中のストレッチを丁寧に打ち始めた
ので、自分はさっさと最奥へと行ってみる。 自分が最奥へ入っていくと先行の船が2艇居たが、入れ替わり
で本流筋へと出ていったため、独占して攻めることができた。
滝のようになっているインレットがあったので、ノーシンカーを入れると、ギルがコツコツ当たってきた。
少し早く沈めてみようと、レッグワーム白のダウンショットを投入。 今日は4ポンドでのセッティング。
滝の真下に落とすと、ラインがボートに向かって走ってきたので、フッキング!!
乗った!

開始早々、38cmをゲット! ただ、痩せていてウエイトは600g。 アフターだろうか。
さらに次のキャストでもう1本追加。

ノンキーかキーパーかギリギリのサイズ。 とりあえず2投連続キャッチは嬉しい。 これは雨パターンか?
このくらいから雨が降り始め、今日は終始降ったり止んだりを繰り返す状態が始まったのである。 雨であれば
活性が高まり、良く釣れるのではないだろうか? ところがボイルもほとんど見えず、浮いているバスも居ない。
ただ、答えは何かあるはず…!
今日は雨で、大会当日は快晴のピーカンが予想されているため、状況はまったく異なってしまう。そのため、
今日のプラはほとんど生きないかもしれない。 とはいえ、自分のアジャスト能力を高めるべく、虫系ルアー
や表層系ルアー、チャターやカワシマイキーを織り交ぜながら、何が一番良い反応があるのか調べながら釣り
を組み立てていく一日となった。
近くに浮きゴミがあったので、ガンスリンジャーでカバー撃ち。
亀山のゴミはブ厚いので、シンカーは重めの3/8oz。ワームは唯一1本だけ残っていたノーマルの
パワーホッグ。 これをゴミの上に落とし、ゆすってゴミの間に音もなく滑り込ます。
そのままグーっと押えこまれるような感触があったので、思いっきり合わせる!!
ドバドバドバッ
デカい!
けど軽い!笑

長さでは自分自身の亀山レコードを更新した46cm!!
だが、1050gしかないorz これこそガリクソン・・・。

とはいえ嬉しい3本目。亀山でのカバー撃ちが久しぶりに決まった!
そうこうしているとノブ氏が自分が居る最奥まで上がってきた。 しばらく釣りをして下り始める。

ところが、途中でかなり激しい雨が降り、中断を余儀なくされる。 じいさんワンドの奥の橋の下で
30分くらい緊急避難。 しばらく身動きできない状態となってしまった。 雨が和らいだためノブ氏
と連絡を取り、動く方向を決める。 とりあえず自分が進んでいたため、川口で待つことにした。
今日はプラなので広く色んなエリアを見てみよう、ということで、折木沢の最上流を目指してみた。
ところが、白鳥島をぐるりと回ると、そこから折木沢方面はアオコ混じりの緑色の悪い水であった。
猪の川入口の岩盤でセンコーのノーシンカーをフォールさせていると、HIT!!
しかしこれはジャンプ1発スッぽ抜け・・・! 500gくらいあったのにもったいない・・・。
その後、途中途中釣りをしながら、折木沢最上流のプールまで行く。 プールはわりと水はきれいで
あったが、アングラー多数。 自分にはさっぱりバスは見えなかったが、ノブ氏には見えるという。
しかもボイル撃ちで500gくらいのをキャッチしていた。 さすがはノブ氏…。 亀山マニアなだけ
あるが、フィネスなサイトのスキルは非常に高い。
自分には釣れる感じがしなかったため、折木沢を下り、今度は猪の川へと入ってみる。 実は猪の川の
奥は始めて入ってみた。 ここもアオコ混じりで水が悪い。 風景はなんとなく房総ダムの上流部に似て
いるような気がした。 高滝の古敷谷の奥にも似てるかな。

なんとなく気に入ったのがこの風景。 絶景の神秘のダムの景色も素晴らしいが、亀山のこういった景色
も非常に美しいものがある。 ちなみに写真に関してはドシロート(笑) 最近、写真が上手!とか綺麗!
とかというお褒めの言葉を頂くことがあるが、まったくもってシロートである。 最近のデジカメの性能が
良いだけだろう。 ただ、その時見たモノを撮ろうと思うか否か?というだけのことだと思う。
猪の川の最上流部は信じられないくらい水がきれいだったが、水温19℃。 見えバスは1尾だけ見た。
特に何事もなく再びダムサイト方面へと戻ることにした。 移動し過ぎたため、この時点で競技時間の
13時30分は過ぎてしまった。途中、のむら横のカバー撃ちや、アシ撃ちをして、藤林大橋下のカバー
も叩くが、当たらない。
14時30分頃、松下の近くまで戻ってきてしまった。 再び近くのカバーをガンスリで撃つ。ワーム
はパワーバルキーホッグ3インチに代えておいた。 ノーマルパワーホッグは裂けてしまったからである。
水没した枝と浮きゴミが絡む場所を撃つと、ラインスライド・・・
フィッシュ!!

25cmくらいだが、ナイスカバーフィッシュ!! 小さくても楽しいね、カバーは…!!
この1本で今日のパターンは分かった。
直後に今日の5本目が食った。 よっしゃ、デカい!!

大満足の42cm、900g!! パワーバルキーホッグ3インチグリパン!! ENO的テキサス最強
ワームである。 先日、ヤフーショッピングにて大量発注しておいたのだ。 この5本目は個人的に非常に
満足いく1尾であった。 その後、戻ってきたノブ氏と一緒に軽く釣りをしながら話すと、この近くで800
グラムクラスを1尾キャッチしたという。 だが、自分は15時30分過ぎにノブ氏に帰着を申告してボート
屋さんへと戻り、片付けをしはじめた。 何しろこの先もハードスケジュール続きだからだ。
片付け終えて16時撤収。
その後ノブ氏からきた連絡では、1200gと600g を追加したそうだ。 大会時間外も含めると、
自分もノブ氏も3尾で2500g前後くらいは獲れているはずだ。もちろん、当日にこれを再現できたら
お立ち台かシングルである。 いやはや、亀山って面白い。 今回もプラ番長になりそうな予感大だが、
できれば今日のゲームの再現を狙って 当日も楽しみながら取り組んでいきたい。 それではまた!