今日は予告していた通り、N氏との房総ダムツアー。えのちん号3回目の釣行にて、初の乗船者となった。
6時に集合場所のコンビニで合流し、ダムへ。 到着すると見慣れた車がゾロリ…。 木更津の男、そして
川崎の男、師匠に王子、である。 昨日、館山の男が2kgUPを釣ったという報が入っていた我々は打倒
館山の男、を目標に、メンバー全員カバー攻略で攻める展開となった。
そんなわけで7時ちょっと前に出船。KINGさん & KAZUさんペア、DATENSHI師匠&王子
ペアとの3艇コラボ。といってもほとんどバッティングせず、最初と最後だけの合流となった。カバーメイン
となればタイミングをズラしながら撃つことも必要であり、並んでワイワイやるような展開でもないだろう。
ロッドは3本。カバー用にアマゾンフリップ+20ポンド、メタル用にガゼル+8ポンド、ダウンショット
用にエアリアルハイパフォーマンス+4ポンドである。事前の作戦会議からN氏も同じセッティングの3本。
長年一緒に釣りをしてきたが、自分がフロントポジションでN氏がリアデッキ、というパターンは初であった。
水温は4.6℃~6.4℃。平均値は前週よりも低いようだ。カバーがメインとはいえ、一応リトマフラット
はチェック。
なんとN氏がいきなりバイトを得る! しかしこれは水中フックオフ…。 これが非常に貴重なバイトに
なるとは思っていなかった。 カバーを撃ち切れば、二人のうち1本は出るだろう、とたかをくくっていた
ところもあったからだ。なにしろ先週は10人で6本上がっている。 その比率から考えれば6人出てれば
4本くらいは出るんじゃない? と考えたからだ。 途中で雪も降ったようで、状況はさらに悪化している
のかもしれないが…。現実はやはりタフであった。
一応旅館をチェックして、すぐ近くの陽があたるカバーへ。 するとその浮きゴミ下でフラッピンホッグ
がぐーっと押えこまれるようなバイト!? 一応フッキングをかますとすぐに木に化けてしまった。 その
ストレッチをはじっこまで撃ち、本湖へ戻ってしんさん岬を経由して上流方面へ。
ここからひたすらN氏とともにカバー撃ち。N氏も25ポンドのタックルを用意し、ひたすらビッグバス
を狙い続ける。魚を掛けたらどう獲るかは掛けたら考える、というコンセプトのもと、極悪なリーズカバー
やヘビーなゴミ下、竹やぶレイダウンなどを徹底的に撃っていく。リーズの奥の奥にある岸際のゴミ下とか
に二人でガンガン放りこんでいき、ひたすらシェイク。 しかし無情にも時間だけが過ぎて行く。食堂付近
にて追憶の鐘を聞き11:30になったことを把握する。二人でこれだけ攻めてもカバーの枝へのクルリン
は数えるほどしか発生しなかった。
そのままさらに上流へと上がり、キャンプ場前へ。 この辺も釣れそうなカバーはあるのだが、さすがに
ベイトが消えた。水温も再び5℃ジャストくらいまで落ち始めたので、ここで折り返して本湖方面へ戻る。
KS周辺のカバーを撃ち、今度は旅館方面の上流へと入っていった。ここはチェックすべきカバーが少ない
ので、あっという間にチェック完了。15時頃にはリトマフラットへと戻ってきてしまった。ここのシャロー
のカバーを丹念に攻め、何事も起きず再び沖へ出てリトマフラットへ入る。
二人でダウンショットやリトルマックスで探る。
15時30分頃、 ゴンッ とリトマにアタリ!!
いきなりグングンっと引くので「食った!」と雄叫び!
ん? バスだけど向きが変だな・・・。 どうやら腹スレのようだ(笑)
N氏がネットでサポートしてキャッチ!!

35cm! いいじゃないか、スレでも! 賛否あるが、自分的にはこれはアリだ、と思った。まあ
スレでもゲーム成立としておこう。 なにしろ、この厳しい季節に厳しい水温。このくらいのオマケは
勘弁していただきたい(笑)
リトルマックス1/4oz カラーはKINGさんおススメのホログラムワカサギ。 まあスレだから
カラーとかはどうでもいいか。 N氏的には「この広大なディープで魚を引き寄せた結果のスレかも」
とナイスなフォロー。後で師匠にはキッチリダメ出しされたが(笑)
とはいえ、魚は居ることが分かったので、ここで粘ることに。 N氏と手を変え品を変えチェック
を繰り返す。 16時過ぎに師匠艇とKING艇が戻ってきた。 これに合わせて、16時30分に
スロープへと戻る。 KING艇は坊主、そして師匠艇は師匠がキッチリカバーから45cmをブチ
抜いてきたらしい。やはり恐るべし。 結局6人がかりで2本。 先週よりもはるかに厳しいのでは
ないだろうか。 8割方時間を割いたN氏とのカバー撃ちも悪いアプローチではなかったはずだ。
ベストシーズンなら一撃で食ってるというレベルの撃ち込みはできていたはずである。ところが全く
といって食う感じは朝イチ以外なかった。 師匠ですら、「昨日しんさんが2本釣ったのが意味が
わからん!」と言っていたほどだ。今日の状況はそれほど難しいのだろう。
こうして、N氏との房総ダムツアーパートⅡは終了した。 自分的にも火・木・土のハードな3連
トレイルが完了した。 次回は27日水曜日。 いまのところの予報は雨だが、この雨を機に一気に
気温が上がるらしい。 次週はこの27日しか休みがないため、天候の許す限り出撃したいと考えて
いる。 ま、釣れても釣れなくてもやっぱり釣りは楽しいな。N氏との釣りはまた、色々な話が聞け
貴重な体験となるのである。いい時期にもう一度このダムに二人で来ることを誓い、ダムを後にした。
春はすぐそこまで来ている。 出撃あるのみ! である。