今日は予告通り、謎の川へと初エンジン釣行に向かった。AM5:30にピーさんと某SAにて合流し
現地へと向かう。気温はマイナス6℃くらい。今季一番の冷え込みクラス。おそらく今が寒さの底の底と
考えられる。ところで、野球やサッカー等のスポーツでは、戦略的に負けても構わない、と設定している
試合もある。もちろん、これはリーグ戦等の戦略であり、全て勝ち進まなくてはならないトーナメント戦
では当てはまらないが。
今日はまさにそんなゲーム。最初っから真面目に釣ろうとは考えていない。まったく初訪のフィールド
であり、この季節。デコって当然といえば当然である。当初、セットアップは入間スロープで行なう予定
も考えていたが、少しでも釣れる可能性がある謎の川とすることにした。 30分くらいかかったが、
準備完了。えのちん号 with マーキュリー5馬力エンジン。

船の上げ降ろしはかなり慣れてきたものだ。ただし、エンジンのセットアップは初めてである。ピー
さんに教わりながらセッティング。エレキで沖へ出て、エンジンをかけてみる。 最初、苦戦はしたが
何度か繰り返すうちにエンジンのクセが分かってきて、スムーズにかけられるようになってきた。

ピー師匠IN謎の川。 そういえばピーさんと荒川・入間以外のステージに進出したのはこれが初。
今年は小貝川などにも共に出撃してみたい。 少しづつエンジンの感触を確認しながら、じょじょに
フルスロットル。

ピーさんの15馬力改はさすがに速い!! まったくもってついていくことができなかった。だが
えのちん号の船体は軽いので、それなりにいい感じでぶっとばすことができた。




撮影 by ピーさん。 ちなみに他のエンジン船が生み出す横波を横から受けるのが一番怖かった。
そんなこんなで初クルージング成功。 下流のポイントを目指す。
最初のポイントへと入った。 エレキを降ろして魚探の電源を入れると、なんと水温4.6℃・・・。
水温計はピーさんと一緒に補正作業を行っておいたので、ほぼ適正な数値だろう。おかっぱりで使って
いる水温計でも計測してみたが、誤差も0.5℃くらいであった。

この写真を撮影した時はもう9時近かったが、川の端っこはまだ凍っているレベル。 ところどころ
5℃を超えるところを探し、シャッドを巻きまくる。今日のタックルはシャッド×2、スピナーベイト、
テキサス、の4本。基本は巻きがメイン。 というかシャッドでしか釣れる気がしなかった。
謎の川の平均水深は1m前後。 チャネルで2m。 ただ、上流エリアにはところどころディープ
ホールがあり、4mくらい掘れている場所がある。しかし、午前中から吹きはじめた北西の風が次第に
爆風化していく。 シャッドのキャストもままならないほどになってきたので、風裏を探しながらの
ゲームとなっていく。 ここで上流からスーパーマシンが登場。

以前、荒川でもお会いしたARさんである! 超かっこいいバスボートだ。もちろん、エンジン全開
で勝負したら、まるでうさぎと亀である。 ARさんと合流し、風裏エリアでシャッドを巻きまくる。
いい感じのハードボトムエリアが長く続くストレッチが出てきたので、スピナーベイトをルドラに変え
巻きまくる。 ここでARさんがバイトらしきものを得たがフックアップに至らず…。
一度接岸して休憩。 午後の部は上流のディープホールエリアを目指す。 エンジンで一気にエリア
チェンジ。 うむ、ちょっとクセはあるが、うまく使いこなせれば、荒川・入間でかなり機動性は高く
なるはずだ。 いまからベストシーズンの荒川・入間が楽しみでならない。
ディープホールセクションは深い場所と浅い場所が交互に出てきたりする複雑なエリア。それだけに
異魚種やベイトが魚探に結構うつる。自分はテキサスでシャローカバー撃ち。ミディアムヘビーの16
ポンド、シンカーは1/4oz。アシのポケット撃ちなので、リザーバーのカバーよりはかなりライトだ。
延々と続くストレッチを撃ちまくるがノーバイト。
最後に先日、SGさんが爆発させたエリアでSG劇場の再来を期待してシャッドを巻きまくってみた。
ここはなんと水温が7~8℃と暖かい。 下流とは3℃くらい差があって水温が高く期待が持てたが、
やはり真冬。 3人ともまったくもって有効なバイトを得られないまま、15:30撤収。 3人とも
片付けを完了して帰路へ着いたのは17時であった。 6敗目、確定。
しかし、今日も一日楽しかった。ピーさん・ARさん、本当に一日ありがとうございます!エンジン
講座、次回パート2もお願いいたします。 今日で基本的な日常の運用に関してはかなり体得すること
ができたと思う。あとは中期~長期的なメンテナンス。 こちらはNZさんにも教えていただきながら
学んでいきたい。 また、謎の川はもっといいシーズンにまた来てみたい。ここはここで面白そうだ。
さて、次回は明後日。中1週間で、房総ダムへと再度乗り込む。リベンジマッチの予定だ。ではまた。