事前に書いておいた通り、N氏とノブ氏、3人での亀山ダム釣行。前回極寒の中デコってから約2週間。
まずは昨日の雨で水温等にどう影響があったのかが気になるところである。AM6時に松下の桟橋に集合。
薄暗い中からセッティングし、ほぼ出船6時30分の定刻に出発することができた。 おのおのやりたい
釣りが違うので、最初は3人とも違う方向へとバラバラに。気になる水温はボート屋桟橋前で6.4℃!
こないだと変わってないじゃないか…。

久しぶりのN氏との釣行。今日は一体何が起こるのか?
当初、シャロー6割、ディープ4割の比率でプランを組んでいたが、水温を見てシャロー3割ディープ 7割にプラン変更(笑) N氏は水産センター方面のカバー撃ち、ノブ氏は押切沢を上がってみると言う。
自分は柳島周辺のシャローをルドラで流してから得意のダムサイトをチェックし、次にのむらボート方面
へ行ってみることにした。神社下まで行ってみるとかなりの船団。しかし、こちらのほうが水温が高い。
7℃台であった。なんにも起きず、早々に越冬ポイントへ移動。よりとも島の周辺のフラットをやること
にしたため、途中でN氏と合流。
最初の見せ場はN氏が作った。スイミングジグのスローリトリーブ釣法で、なんと下から45クラスが
追っかけてきたというのである。いや、今日の状況であれば、追わせただけでも凄いことだ。 さすがは
N氏である。そしてそのスイミングラバージグのセッティングシークレットを教わった。 本当に毎度、
自分にとって新しい知らないことをどんどん導入して実践をしていく男だ。 現在は釣行回数は少ないが
毎度会う度にその戦略に驚かされる。
ノブ氏は押切から出て、おりきさわ方面へ行くという。 なんとおりきさわ方面へと進むと水温が上昇
し、場所によっては10℃近いところもあったそうだ。 やはり沢の上から温かい水が入ってきているに
違いない。N氏とよりとも周辺のディープやカバー撃ちをやるもノーな感じなので、ノブ氏のいるエリア
へ急行することとなった。実際、のむらボートを過ぎると水温がどんどん上昇し、自分の魚探でも8℃台
後半をマークする。ところが、こっちは濁っていた。 午前中はやや北風があり、非常に寒かった。
のむら周辺で地形変化を探る釣りや、ところどころにあるシャローカバーをテキサスで撃つがノー感じ。
次の見せ場はノブ氏が作った。沢の最上流になると、水はまた綺麗になるが、水温がやや落ちると言う。
だが、45クラスの見えバスを発見したというのだ。 ロッドを手にした瞬間に消え去っていったという。

そういえば今日は新規アイテム、魚探用の小型バッテリーを導入してみた。ボート全体の軽量化を考慮
すると必須アイテムである。 ところが自分の魚探、セッティングの関係か少々バッテリーを食うようで、
昼過ぎには充電が持たなくなり、切れてしまった。
結局、3人とも明確なバイトを得られないまま、午後の14時が過ぎる。とりあえず松下ボートに近い
エリアに戻ろうということで、再び本湖方面へと戻る。こちらは水がクリアだが水温はようやく7.5℃。
笹川は上に片倉ダムがあるので、濁った水はそこで食い止められているため、笹川方面からは濁った温かい
水が入ってきていない。そのため、本湖のダムサイト周辺は状況の変化がほとんど無かったといえるだろう。
とりあえず得意なエリアなのでダムサイト周辺で9~11mエリアを魚探をかけながらダウンショット。
相棒エアリアルハイパフォーマンスのシルバーモデルにイグニスの2008モデル。FCスナイパーの4
ポンドでのレッグワームの白である。 房総ダムで50UPを仕留めた、えのちん鉄板リグである。3人
で雑談しながらボトムを探っていると、ぬーっと重たくなったので、ロッドを軽くしゃくって聞いてみる。
ジイイイイーッ
とドラグが出るので、とりあえずフッキングしてみる。 ん?バスなのか? ゴミなのか? ディープ
から巻きあげてくる時に特に動いたりしない…。 が水面近くまで浮いてきた時にラインが遠くへスライド
するのをみてバスと確信! よっしゃ食った! すぐに顔が出てきたがデカイぞ!?
真冬のディープバスはそんなに引かないので、あっさりとネットINした! 思わず雄叫び!!


来た!! 44cm、1100g!! ディープのバスらしく白っぽいが、ナイスフィッシュである!!
実はこれは亀山の自己レコード更新記録であった。 それまでの自己記録は、その昔N氏のバックデッキで
笹川のカバー撃ちで釣った38cm。なにげに結構亀山には来ているが、40UPを釣ったのが今日初めて
だったのである。この一部始終を真近で見ていたN氏とノブ氏に火がつき、集中して黙々とダウンショット
をやり始めた。 ちなみにバイトがあったのは水深11mのスーパーディープである。自分は完全に11m
に照準を合わせ、ひたすら底までダウンショットを落とし込む。 3人で黙々と探り続け、30分くらい
過ぎた頃・・・
11mのボトムからだが、モソモソっとバイトがあるのがロッドティップに伝わってきた。 これは瞬時
にフッキング!! ディープなんだけどドラグをジリジリと引き出すいいファイト!! おお? これは
最初のより重たいぞ? もしかしたらかなりデカいんじゃないのか? すぐ隣にいたN氏も「スゲエ・・・」
の一言。 これまた浮き上がらせると同時にネットIN!!


よっしゃー、2本目!! サイズは43cmと1本目よりは1cm短かったが、こちらのほうが太ってて
ウエイトでは1180gあった。 これが15:15頃。 もはや大満足・・・!!! しかし今日は神が
完全に舞い降りた。 自分でも驚くくらいの出来過ぎなゲームであるが、こういった日はさらにダメ押しで
バイトが続くのである。
次も水深11mのディープで完全にバイトからとらえた。

3本目。35cm500g。 これで3本2780g。 亀山の大会でもお立ち台は確定のスコアだろう。
帰着16時まで残り30分。 N氏とノブ氏も黙々とダウンショットで粘り続ける。 しかし無念のゴング。
N氏の今年初釣行は坊主に終わってしまった。しかし、相変わらず見せ場は作ってくれる男であった。今日
もかなり色々なことを教わることができた。 自分だけ神がかったラッシュで固め打ちしてまとめて釣って
しまい、二人に申し訳ない気もあるが、これもまた釣り。こんな時もある。 その逆の時だって今まで沢山
あったのだ。 何が起きるか分からないから面白い。 これが釣りである。
片付けて17時に亀山を出発。 やや遅れてしまったが、19時からの川崎鷺沼でのフットサルに参加し、
21時までフットサルをやって、帰りにラーメンを食って23時に帰宅。 とにかく、一日、事故も怪我も
なく無事に帰ってこれたことがなによりも大事なことだろう。明日の筋肉痛は今から怖いけど(笑)
次戦は7日木曜日。 ここはまたスモール狙いで行ってみようと思う。 それではまた。