残す釣行チャンスはあと2回。26日と30日。26日はおそらく亀山冬修行バージョンⅡ。今回初めて
自らの意思で亀山行きを決断。相方にブーノー氏を誘っている。 聖地やR等も考慮したが、現在恐ろしい
までのアングラーズプレッシャーにさらされているため、敬遠。 房総ダムでもよいのだが、若干タイトな
スケジュールになりそうな感じなので、船は車から降ろしたまま年を越すことにした。 現在は保管場所で
古いステッカーをコツコツと剥がしている。 といってもあまりの寒さでなかなか作業は進んでいないが…。
30日は珍しいメンバーが集合系である。なのでワイワイガヤガヤといった感じで、おそらくまともに
釣りにはならないだろう(笑) 現時点で真面目に釣るつもりもなく、久しぶりの仲間との合流を楽しむ
一日になって終りそうだ。この2回ともほとんどデコ確定みたいなモノなのだが、何が起きるのか分から
ないのが釣り。 最終的な総括は30日までのプランが完了した段階で書く予定である。
奇跡的に2回とも釣れれば、総出撃回数87回、ゲーム成立70戦、デコ17回。 1回だけならば
ゲーム成立69戦、デコ18回。 2回デコるとゲーム成立68戦、デコ19回。 とまあこれらの
いずれかの結果になることは、釣行自体をキャンセルしない限り、確定である。
最終総括の前に、2012年のビッグフィッシュシリーズ & ベストフォトを記事にしたいと思う。
2009年7月30日に高滝で50cmを釣って以来、50UPにはしばらく縁が無かった。2010年
も2011年も50UPをキャッチすることができずに、約2年半の間50UPから遠ざかっていた。
それが、今年4本もの50UPをキャッチすることができた。 奇跡としかいいようが無いだろう。
最初の1発目は2月26日。 聖地でのスモール、51cm1800g ウエイトを記録しはじめて
からのウエイトレコードは1750gだったのを更新しての1800g。 過去に推定2kgクラスの
51cmのラージを横利根で釣ったことがあるが、その時は重量スケールを所有していなかった。


スケールに当てたまともな置き写真があるのも唯一この魚。スケールはピンチーニョさんのものだ。
その他の50UPで置き写真を撮影したが、魚が数字の上に重なっていたりとかしてボツっていた。
スモールでは初の50UPであり、この魚が今年、一番うれしい魚であった。 荒川・入間や野尻でも
ない、聖地というステージで手にした珠玉の一尾だからである。 一度食いそこねてスモラバがふっと
んで戻ってきて、もう一度同じところにドリフトで送り込んで再び食わせたあのアプローチはいまだに
脳内で何度でも再生可能である。 この日、朝から晩まででバイトはこの1尾のみであった。
次の50UPは5月25日の入間川。 フロートボートを手に入れ、ピーさんから独立して単独で
浮けるようになり、入間の上流で40UPをボコボコに釣っていた時のことだ。 木更津の男が電話
をしてきて話をした後、ポツポツ降っていた雨が強くなりはじめたので、橋の下へ避難しようとした
直前のキャストである。

50cmの1600g。 聖地での51cmと同じタックル、テムジンフィランギ&6ポンドライン
のスピニング。 このパワースピニングタックルでのレッグワーム白のダウンショットであった。この
時の入間は何しろ40~43くらいのサイズがボコボコに釣れていたので、超ライトタックルでは無理。
スピニングであってもかなり強めのタックルをセレクトしなくては闘えなかったのである。
3本目の50UPは7月4日。 ちょうど消防隊が川で訓練をしていた時だった。 自分のフロート
ボートのほうに向かって、消防隊の手漕ぎの船がぐんぐんと近づいてくるので、慌てて上流方面へと船
を進めようと思った瞬間に食ってしまった。 そのままエレキで100mくらい上流まで引っ張って
いってキャッチしたバスである。

これは51cmあったが、1500g。夏のスモールはだいたい50cmで1500g前後である。
前年に荒川上流で49cmを3本くらい釣っているが、どれもウエイトは1450gくらいだった。
まれに超デブが釣れることもあるが、レアケースかもしれない。 スピニングでデカいスモールを
かけるととにかく楽しいのだが、やはりスリリングなので、この頃からベイトロッド&8ポンドでの
ヘビーダウンショットを導入していた。 このタックルならば45以上のスモールがかかっても余裕
をもってやりとりできるのだ。 これもレッグワームの白。
をもってやりとりできるのだ。 これもレッグワームの白。
4本目の50UPは11月3日。3度目に訪れた房総ダム。 この日、BSGチームがペアカップ
を開催しており、自分は単独でのオブザーバー参戦をした日であった。 その日の朝イチの1投目で
この魚が食ってしまった。

ペアカップをぶち壊した(笑)50cm1600g。だが自身にとっては3年3ヶ月ぶりのラージの
50アップであった。 4ポンドでのレッグワーム白のダウンショットであり、こんなデカいヤツが
食うのは予期していなかったので、非常にスリルあるファイトであったがキャッチできて良かった。
これで50UPの通算は今年の4本を足して、通算で9本となった。 スモールがこのうち3本。
来年の目標はまったく別である。 とにかく2kgUPを獲りたい。 1~4月に集中して釣りに
出かけることが必要である。 チャンスはGW前までだと考えている。 2kg超であれば長さは
49cmでもまったく問題ない。 当然ボートの釣行が増えるが、2~3月の聖地でもチャンスは
充分にあるので、来年もトライしたいと考えている。
さて、最後にそんな今年1年を振り返ってのベストフォトを掲載したいと思う。 コレだ。

日本のブラックバスフィッシング発祥の地、芦ノ湖での44cm、1150g。6月10日にN氏と釣行、
この日、序盤に39cmを釣り、帰着間際に手にした2本目のバスがコレであった。 N氏のバスの写真の
撮影はもともと上手い。 なぜだかわからないが、彼が撮影したバスの写真はいつも仕上がりが良いのだ。
そしてとくにこの写真は気に入っている。とにかくバスがきれいなのだ。 これがベストフォト2012だ。
さて、一年で一番日照時間が短い、冬至の一日が終わった。 ここから本格的な寒さが始まっていく。
明日は関東でも雪が降るようだ。 しかし冬至を過ぎれば、少しづつだが、日照時間は増えていくのだ。
次の更新はおそらく26日。 果たして釣れるのか・・・それはフィールドのみが知っている。では。