今日はトムから誘いが無ければ、高滝へ単身乗り込む予定であった。 ところが第63戦釣行の日に携帯に

 メールが来て、今日の房総ダムコラボが決定していたのであった。3連休は各々良い釣りをしており、その余波

 から今日もそこそこイケるのでは?  という甘い目論見もあって出撃した。 今日のお題目はディープのダウン

 ショット、カバー、メタル、の3つがテーマ。




  だが、管釣りと揶揄されるこのフィールドでも、さすがにこの冷え込みではそこまで甘くはなかったようだ。  

 AM6時に2人で出船。 ゴンザレス岬はバスは写るものの食わない。 そのまま対岸のカバーをやりつつリトマ

 フラットへ入る。 週末、ここでトム氏はリトマでチビを連発させたらしい。 ところが今日は無反応。 二人で

 ダウンショットとリトルマックスでチェックするが、まったくアタリすらない。 水温は13℃と悪くはない感じ。

 いつもこのエリアは5m~8mにかけてバスが写るのだが、今日はヘラボールしか写らないようである。





  結局、早々に爆釣岬まで到着。トムちゃんはトムちゃんリーズへ。 爆釣岬は魚探には何も写らなかったため

 さっさと旅館へ。 先行でアルミがいたが、ちょうど出ていく感じだったので入れ替わりで旅館に入る。しばらく

 グルグルと動き回り、バスが居る場所を特定。 ほほう、今日はこの位置か…。 




  定番となったレッグワームの白のダウンショットを落とし込む。 真下に落としてひたすらシェイク。 すると

 ややラインの張りが強くなるような感じでバイト!! よっしゃー、1本目!!







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  31cmであったが、幸先の良いデコ回避フィッシュ!! とりあえずこれはこれで嬉しい。水深7.5mの

 ボトムから引き上げた感じだ。 これをキャッチしたのを、少し離れた場所にいたトムちゃんが見つけて寄って

 きた。 二人で話しながらダウンショット。 





  時折リトマを入れてリズムを変えるが、リアクション的な食い方をするほどの活性ではなさそう。結局ダウン

 
 ショットでシューティングを繰り返す。 ラインがツーと重くなり、魚探にバスが線状に写った。フッキング!

 すると魚探に写っていたのは、まさに今ファイトしているバスだったのである。 今度は少々サイズUP!!







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  2本目、41cm! ウエイトは測っていないが、850~900gくらいだろう。これは今日はいい感じ

 で釣れるか? と思ったが、それは大間違いであった。  そういえばトムちゃんとサシでコラボしたのは

 初めてだ。 剛の釣りだけでなく柔の釣りもしっかりと出来る。 今年一番レベルアップして、そして結果を

 出しているアングラーかもしれない。 そうこうしていると水深7mラインで、トムちゃんがダウンショット

 で今日の1本目をキャッチした。




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  サイズは35cmくらい。 とりあえず、これで二人とも坊主を逃れた。 次のお題目であるカバー撃ちへ

 と転向する。 いっきにしんさん岬を回り、ヘラ師さんゾーンを抜けて上流方面へ。 最近アツいという上流

 カバー撃ちを二人でじっくりとやる。 今日は最初のワームにバグアンツ3インチをチョイスしたが、腕モゲ

 したため、ゲーリーのテナガホッグを投入した。 



  食堂手前の左側のリーズカバーでなおかつゴミが溜まっている所を重点的にチェック。ここのゴミ、厚過ぎ

 なため、1/2ozでも撃ち抜けないことがある。 そんな時の必殺技で、ゴミの中に浮いているペットボトルに

 テキサスを当てて少し動かし、そこに出来た隙間からスルリとテキサスを水の中に落とし込む作戦である。これ

 を何度かやっていると、グーっと押えこむようなバイト!! 少しタメを作って思いっきりフッキングさせると

 
 スッポ抜け…。 やっとカバーでアタリがあったのに・・・!



  食堂に到着した時点で12時近かった。 すると、予期していなかった雨が降り始める。しまったレインは

 車の中だ。 トムちゃんに本湖方面へ戻ると伝え、単身で爆釣岬まで戻ってくる。 雨は強さを増してきた為、

 橋の下に避難し、トムにTEL。 するとトムもしんさん岬まで戻ってきていると言う。 ジーパンはうっすら

 と濡れてしまっているが、トムちゃんと電話で話し終わる頃に雨が急に上がってきて太陽が出始めた。 ああ、

 恵みの太陽…。 しかしこの日照時間は束の間の休息的な感じであり、衣類が完全に乾いたのは夕方16時頃

 であった。 雨がほぼ上がった感じがあったので、旅館へ2度目の入り直し。 
























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 3本目、25cm。 これを釣ったのが14時近かった。 いやー、厳しい。 トムもカバーでは5バイト1

 キャッチのみ。 ところがキャッチした1本は15cmくらいの超ヤングバスだったそうだ。 DATENSHI師匠

 がカバーエリートと呼ぶトムでさえ、この結果に終わってしまった今日のダム。 状況的には難しい感じだ。 




  結局14時過ぎには折り返し始め、リトマフラットとリーズカバー撃ちの2本立ててダムサイトまで戻って

 いくことにした。 前回は確実に良かったここのカバー&沖のフラットではあるが、今日は行きも帰りも不発。

 15時過ぎにトムちゃんがついに追加フィッシュ! 30弱だろうか。











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  ゴンザレス岬の反対側だ。ここもタイミングさえ合えば釣れる。 最後にトムちゃんが同じサイズをダウン

 ショットで追加。 トムちゃん4本、自分3本にて16時にゲーム終了とした。 二人とも、今日はカバーで

 はいい結果を出すことができなかった。 



  




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  紅葉深まる秋の房総ダム。 コレ、偏光グラスで見るともっときれいに色のコントラストがくっきりと出る。

 デコっていないだけマシだとは思うが、内容的にダウンショットで3本のみ、とシケた結果になってしまった。

 次回、このダムには12月中に訪れる予定である。 その時はもう少し釣れるといいなあ…。 ではまた。