ようやくの休みだがフリーに釣りには行ける。 気になるのは天候とフィールドコンディション。
昨日から凄かったが、早朝からすでに爆風。 この時点でボートという選択肢は完全に無いだろう。
では、河川はどうか? いずれの場所もベストな状況から比較すると水位が高い状況であり、濁りも
予想される。
コスト的にも時間的にもY川はしばらく無いだろう、と考えていた。 ところが、むしろY川しか
ない、という状況におさまっていたのである。 かつて、7月に今日のような荒れる直前にグッドな
バスをテキサスやジグで連発したという経験がある。 それも1度や2度ではない。 40UP連発
であり、50UPも狙える超大チャンスなのである。 狙いを40UPに定め、ベイトタックル中心
にシステムを組んで出撃した。
7時ちょっと過ぎにY川着。 最初、コブラでブリッツを投げるが、あまりの爆風のため、風下に
向かって投げるか、テクトロしかできない。 テクトロで2往復ほどするが、巻物では反応は得られ
ず、テキサスにする。 ルアーは昔懐かしのバルキーパワーホッグ3インチのグリパン。 1/4oz
のテキサスにする。 水郷等水深の浅いオープンエリアでのテキサスは個人的には1/4ozがベスト。
基本的には着水後のフォーリングから着底、数秒間のシェイキングで勝負が決まる。 そのあとズル
引きしたり、スイミングさせたり等、こざかしいことはしない。ファーストフォールのリアクション
狙いがメインなため、そのパターンで食ってくる個体のみを狙っていく。 それ以外は切り捨てる。
ノーシンカーとかネコリグでも良いが、そのレベルのスローなフォールスピードだと遅すぎであり、
逆に3/8ozとかだと速すぎるイメージなため、シンカーは1/4ozをフリーでセッティングしている。
ゴンッ
着水直後にそのままラインがぐーーっと押えこまれるようなバイト! これはいいサイズなはず!
思いっきりフッキング!! やはりデカい!! いきなり強烈なファイトで上げるのに苦戦したが、
コブラ+12ポンドでブチ抜く!

1本目から40UP!!しかもY川では珍しくブリブリだったので重さを測ってみると950g!
長さはジャスト40cmであった。それでも1kgに乗らないのである。 しかし気持ちのいい1撃。
やはり荒れる直前、または荒れ始めはいいサイズが釣れる。
その後も同じパターン。


23cm、34cmを同じバルキーパワーホッグのテキサスで追加。 しかしその後続かなくなり
場所を変える。 色々と過去の実績場所を回るが結局アタリを得られないまま水路まで来てしまった。
水路ではスピニングを握る。 イモ30のダウンショット。

このサイズを3本キャッチ。 かつての入れ食い金太郎飴状態ほどのポテンシャルは無くなって
しまったが、やはりそれなりに魚は入っている場所だ。 やはり困った時のお助け水路である。
時刻は10時。 合計6本としているが、やはりサイズが欲しい。 Y川に賭けるしかないだろう。
再びY川M岸へと戻ってくる。 相変わらずの爆風で立っているのが精一杯なくらいだ。オマケ
に小雨も混じってきた。 サイズ狙いなので、テムジンエアレイドに1/2ozのラバージグをセット
したタックルで攻めていく。 やはりデカすぎるのだろうか? テキサスに変更すると急にギルの
アタリが増えるため、やはりアピールとしては3~4インチ程度のワームが良いのかもしれない。
普段あまり使わないワームでやってみようと思い、テナガホッグの1/4ozテキサスに変更する。
ガンッ
これまたデカいぜ!!
早めにブチ抜いた!!

7本目、42cm!! 重さは900gジャストであった。 朝一の40cmよりはややスリム。
その後、レギュラーサイズを同じくテナガホッグで追加する。

33cm、これで8本目だ。 テナガホッグ、何気にいい仕事するじゃないか。
その後、ぱったりと反応が無くなった。
時計を見るとまだ11時前だ。 悩むところだが、昼食をとりつつ、一路KRB川へと向かう
ことにした。 今日はビッグバスが食う千載一遇のチャンスだからである。 デカいのを狙うならば
もはや自分の知っているポイントだとKRBしかない。 TN本流という選択肢もあったが、橋の上
から見たTNは濁っていたのでパスである。
大移動してKRB川に到着。 長靴に履き替えかつての実績ピンを撃ち続けていく。 ここでは
ドライブクロー3インチのテキサス。 終了時間までテキサスを撃ち続けたが、KRBでは痛恨の
ノーバイト。素直にY川に残ってれば良かったと後悔。 しかし、ビッグサイズ狙いで勝負に出たい
という気持ちが今日は上回った。
結果としてはテキサス中心に8本。 まあY川で40UP2本なら上出来だろう。 さて、明日も
休みだが、久しぶりに完全休業日にしようと思っている。 たまには体をゆっくり休めることも必要
だろう。 それではまた。