今日は久しぶりの大遠征。 F県A川である。 東北の師匠、ビッグリバーK3師範との釣行だ。

 昨年の釣行記を読み返してみると、なんと同日の6月14日(2011年では第26戦)であった。

 AM2時過ぎに自宅発。片道280kmのロングドライブである。 3分の2を過ぎた場所のSA

 で恒例の白河ラーメンを食す。待ち合わせ場所のコンビニには6時ちょっと前に到着。買い物をして

 車に戻ると、すぐにビッグリバーK3さんが到着した。 


  水位の状況とかから、今日は爆釣しそうな予感がしていた。 が、しかし、ここ最近の冷たい雨

 と冷え込みの影響で、急激に水温が低下してしまい、タフっている状況だという。 定番のスポット

 へ行ってみることにした。 昨年、一番大きいサイズを釣った場所へと入ってみる。 昨年の台風で

 相当地形が変化しているようだ。  後にこの地形変化が、今年のA川のゲームを大きくネジ曲げる

 要素となることに気がつくには、そんなに時間はかからなかった。 



  ファーストスポットでワンバイト得たが、しっかりと乗らず。 かなりタメてからフッキングして

 も乗らない。 食いが浅いのだろうか? そして、トップやクランクといったハード系に出る雰囲気
 
 は皆無。 水面は穏やかすぎであり、ボイルすらない。 スモールの気配すら薄いのである。












  
  超本命ポイントへと移動する最中、師匠がキッチリ1本目をキャッチする。 35くらい。







イメージ 1

  なかなかブログの中では目にすることのないライトリグの釣り。 とはいえ、結構ストロングな

 ライトリグを展開するのが師匠である。 今日もその極意を伝授していただくが、残念ながらそれ

 にマッチしたワームは東京に置いてきてしまった。 



  本命ポイントで入水すると、ビッグリバーK3師匠のルアーにバイトが。 そのエリアに自分も
 
 スモラバを投入すると、一撃でHIT!! しかしジャンプ1発でバレてしまった。 やはりここか?

 その次の一投だった。 着水して少しスモラバを漂わせているといきなり ゴンッ とバイトがあり
 
 すかさずフッキング!! その瞬間から超デカい相手だという事が分かる。



  テムジンフィランギ&6ポンドのパワースピニングだが、まったく歯が立たないファイトをする。

 ドラグを思うがままに出され、ヤツは沖へ沖へと走って行く。 このままではラインがスプールの

 全てを引き出されてしまう・・・!  なかば諦めてドラグを締め込み、ロッドワークのみで寄せ

 ようとトライした瞬間、ふっと軽くなってしまった。 



  ブレイク… 



  
  このレベルの相手は、過去に荒川で一回、入間川で一回闘ったことがある。 いずれも魚の姿は

 見えていないが、ナナマルクラスの鯉とかでないならば、そしてヤツがスモールであるならば確実

 のゴンザレスの化け物であることに間違いないはずである。 


 「魚体を見たかったな~」 


  と師匠。 ここは大きく地形が変わってしまったが、まだバスは寄ってくる要素は残っている。

 しかし、 昨年大爆発した勢いはまったくなく、チビの群れすらいないようだ。 全体的に薄い。

 薄い上に、水温低下による低活性。 一応、ルアーは追うし、バイトはあるが、なかなか乗らない

 ということに二人とも苦しんだ。師匠が30cmくらいのを1本追加したので、時間を置いてから

 入り直す。 




  流れが穏やかな場所を狙う。



  
  コンッ





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  良かった~汗 デコ防止の1本目である。 スモラバ+ゲーリーディトレーターのグリパン。

 25cmくらいであるが、これにはホッとした。 水量も水の色も悪くないのにここまで苦しい

 ゲームになるとは思わなかった。 11時頃になってようやく1尾目が獲れたのである。



  その後、お助けポイントに入るが、ここでもスモラバでバラし。 師匠はザラでバイトを出す

 が乗らず。 スモラバでバラしたのは25cmくらいだった。 さらにポイントを変え、昨年の

 秋に入ったポイントに入るが、ここではチビが追ってきたのが2回見えたのみ。 そして初めて

 入る場所へと入ってみたが、砂で埋まってまったく水深が浅くなってしまっているという。




  結局、最後の最後に本命ポイントへと入り直す。 ドラマ魚が出るだろうか? 




  グンッ と重くなるようなバイト!!






  今度は思いっきりフッキング!! 





  ちょっと焦っちゃうくらいのいいファイトをしてくれたがなんなくキャッチ!!










イメージ 3

  ビッグリバーK3師匠の1本目と同じくらいの35cmくらいのスモール!! 良かった~、

 最後になんとかまとまった、といった感じである。 最近、こういう辛い展開が多くなってきて

 いるな…。 ベストシーズンに入っていると言うのに…。 そうこうしていると木更津の男から

 嫌がらせメールがきた。 内容ではすっかり負けた。 いやいやこっちはなんとか絞り出すので

 精一杯なのだ…。 そのくらい今日のA川は難しかった。 二桁釣る予定で来たのだが…汗




  この地形変化、現地のアングラー達は「ポイント探しを1からやり直しだ」 という人が多い

 らしい。 そのくらい変わってしまっている。 16:30納竿。 結局、ビッグリバーK3さん

 は二桁以上バイトがありながらキャッチ2本。 自分も7~8バイトありながらキャッチ2本に

 終わってしまった。 水温低下が無ければもう少しキャッチできていたとは思うが、それでもこの

 地形変化を食らっているメインエリアでは5本キャッチできれば良いほうだろう。 あのスーパー

 ビッグバイトに対抗する方法は、スピニングではPE20ポンド以上でなければ太刀打ちできない。

 いや、仮にPE20ポンドで闘った場合、折れるがガイドが飛ぶかと引き換えの勝負となるだろう。

 入間の時は、すぐにピーさんがエレキ全開で追ってくれたが、それでも追い付かずにラインを全て

 引き出された。 30ポンドのヘビーベイトタックルでないと、ヤツは獲れないのだろうか…。


  
  17時、ビッグリバーK3師匠と別れ、現地を経つ。 3時間33分のドライブを経て21時前

 に自宅へと帰りついた。 明日、一息入れたら、土曜は水郷オールスターカップである。ではまた。