次回釣行は25日金曜、と予告していたが、時間ができたため軽く釣行へ。 事前にピー師匠より

 入間川がまあまあいい感じ、という情報は得ていた。 ところが昨日の雨…。データ的にも10cm

 ほど増水し、濁りも入り始めているという。 また雨によりスロープ進入路、およびスロープ周辺の

 土の状況が悪いため、自分の2駆の車だとスタックする可能性が高い。 真夏ならば一晩あれば渇く

 が、まだこの時期だと丸1日は置かないと路面が乾かない。 まああまり時間もないことだし、元々

 金曜までに釣りに行く予定はなかったのだから、短時間勝負のオカっぱりでもするか! ということ

 で9時に入間川へと向かった。



  10時に現地のポイントへと入る。 ここは昨年12月にナイススモールをかけて獲れなかった

 因縁の場所。 当然、ボートからもさんざんやっている場所ではあるが、オカッパリとなると多少

 アプローチは異なる。 ここはストロングなスピニング、テムジンフィランギに6ポンドラインの

 システムで力技で魚を引き寄せなくてはならない場所だ。 ドラグを弱めておくとすぐにテトラに
 
 入られるため、ドラグはかなり締め込み、ロッドワークで強引に寄せなくてはならないからである。

 まあこういう時のためにベイトフィネスがあるんだろう、と必要性を感じるシチュエーションでは

 あるが、とりあえずストロングスピニングでのパワー勝負で挑んでみる。 




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  やぶこぎをしてポイントへと降り立つ。 有名な入間の10本杉。 下流側から数えると10本

 で、上流側から数えると11本。 今の時期は葉っぱが多いので微妙だが、枯れている時は正面で

 12本に見えるという不思議な10本杉。 厳密に言うと11本であり、そのうちの一本がかなり
 
 根基近くで二股に分かれているため、最大で12本に見える、というのが今のところの見解である。

 下流側から見ると重なっている部分のせいで10本に見えることから10本杉と呼ばれているのだ。

 写真の水面を見ると分かるが、ややコーヒー牛乳。 最初「やばいか」と思ったが、このくらいの

 濁りでも結構釣れた経験もあるので、とりあえずやるだけやってみよう。 





  最初、スモークのシャッドシェイプのジグヘッドから入る。  ・・・当たらない。 濁りを

 考慮して白のスモラバにレッグワームの白を装着したオールホワイトスモラバで攻めてみる。

 ボトム付近をスローにシェイクしていると、グーッとねがかりが重たくなっていくかのような

 食いこみを感じ、即座にフッキング!! 




  おっと? いきなりいいサイズなんじゃないの? ドラグが結構出され気味なため、締めこむ!

 普段とは逆の行動である。 これがボートならじゃっかん緩める、というのが普段のパターンだ。

 テトラ近くまで引き寄せてきたが、ここで下へ潜られると終わる…。 ネットは準備してあった

 ので右手に持ち、左手のロッドワークで強引に水面近くでやりとりしながらネットIN!! 












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  よっしゃー、いきなり42cmの950g!! アフターから回復しはじめた感じだろうか? 
 
 これで色々試せるぞ! と思い、リグをダウンショットに変更してみた。 スモーク系のワーム

 やグリパン、ストレートワーム系等をローテーションするが、まったく食わない。 おかしい。



 やはり白か?と思い、スモラバのトレーラーで使ってあったレッグワームの白をダウンショット

 にしてキャストすると、なんと一撃で食ってきた。 その後も濁りのせいか、白でしかアタリは

 なかった。











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  これが2本目で23cmくらい? 他に15cm未満の超おチビちゃんが食ってきたがジャンプ

 1発でバラす。 おいおい、濁ってるけど調子いいんでないの? ちょっと場所を変えて下流方面

 のポイントを撃ってみたが、反応はなかった。 ここはスピナーベイトで46cmをキャッチした

 あの場所だ。 しかし、今日はそのパターンはハマらなそうな感じだったため、ダウンショットで

 続ける。 30分くらいあけて再び最初のポイントへと戻り、ダウンショットをキャストする。

 今回はかなりの遠投で沖に投げた。 普段だとボートがステイしている位置だろうか。 風が無い

 のでラインを貼っているとまたまたグーっと引っ張るようなバイト! フルキャスト直後状態での

 バイトのため、思いっきりフッキング! 



  するとその場で垂直に浮いてきて強烈なジャンプ!! デカい!! またまたデカいぞ!?

 最初のジャンプでバレずにそのまま引き寄せることができた!! 弱らせる前にネットで獲って

 しまっているため、ネットの中での暴れっぷりが凄かった。







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  3本目、41cmの900g!! これまたアフター回復だろうか? 入間、ダウンショット

 効くなあ…。 それにしても入間ではとにかく白が強い。 紫が白。 それがキラーカラーである。

 すぐさま同じダウンショットでチビを追加!










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  これも25cm程度だが、これでもいいファイトで楽しめる!! おお~、楽しい!入間最高! 

 ここで正午近くなったのでちょっと冒険。 上流方面へと歩いていき、岸近くの地形変化を狙って

 いくことにした。 ところが、今日はヘラ師さんが数名入っていたため、あまり丁寧に撃つことは

 できず、結局ここまで4本獲っているあの場所へと入る。 ここは今、沖だろうが、手前のテトラ

 近くだろうが、どこでも食ってくる。


  最初の4本を釣った場所よりはやや下流側へと立ち位置を確保し、かなり沖へとキャスト!!

 今日は流れもあまり無いので、ゆっくりとボトムをズル引きしてくると、急に竿先がカンッと反応。

 ティップで一度軽くアタリを感じてから、思いっきりフッキング! 乗った!! 



  これはなかなか跳ねなかったが、すぐに結構デカい!ということが分かった!! これまたいい

 サイズ!! 強引に6ポンドで引き寄せ、ネットIN!!

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  締めの1本!! 43cm 950g!! これもアフター回復だろう。 プリなら1.1kg

 くらいにはなるだろうからだ。時刻を見ると13時。 3時間で6バイト5フィッシュ!40UP

 3本は出来過ぎだろう。  タイムリミット的には16時くらいまでOKだったが、充分満足した

 ので帰って別の用事に時間を当てることにした。 つけめんを食って14時30分には帰宅した。

 とりあえず、明後日フロートボートで出撃するための下見のつもりだったが、結果は充分な内容。

 明後日はボートなのでさらに自由度が増すので、もうちょっと色々試してみたい。 濁りが少し

 弱まってくれないと、白しか使えないけど…。



  高速代・ガソリン代等の移動コストや、移動時間等を考慮しても、この入間川は本当に自分に

 とってピッタリなフィールドになりつつある。  水郷ならコストも時間も倍以上かかるからだ。

 もちろんこれからもいろんなフィールドに出かけていくが、年間でもここ入間川の釣行回数が

 かなり多くなるであろう。 さて、明後日に向けて、車にボートを積み込むか。 ではまた。