激務の疲れからか、早朝に起きることができず、起床は8時近くになってしまった。 のんびりと
朝食を採り、9時30分頃に出発。 どこに行くべきだろうか? 出撃するからには確実に1尾を
キャッチしたいところだ。 早朝から起きられれば高滝もアリだった。 しかしこの時間からの出撃
となるとステージは限られる。 水郷が手堅いだろうが、今日は火曜日。 純輝もやっていなければ
ポパイも定休日。 時間的にも経済的にもこの時間からの水郷はロスが激しすぎる。 ましてや全然
釣れなかったときのことを考えると、水郷という選択肢はあり得ないだろう。
決めた。今シーズンはもう行かないつもりであったが、聖地に行ってみることにしよう。 先週の
祝日にリバースモールハンター、ピンチーニョ氏が珍しくデコってしまったレポートを見て選択から
外れてはいたが、以前もっと寒い季節にピンチーニョさんはスーパービッグを手にしている。 あの
聖地にはこの季節でもしっかりとスモール達がいるはずだ。 以前、現地アングラーから入手した
情報では聖地のスモールの冬季の行動には2つの節がある。 ひとつは真冬になると下流方面の本流
まで落ちていってしまい、聖地エリアにはまったくスモールがいなくなり、2月に暖かくなり始める
と溯上してくる、という説。 もうひとつの説は、正月でも真夜中にトップウォーターで釣れる、と
いう説だ。 自分が考える説としては、居るべきところに居て、タイミングさえあればいつもの場所
で釣れる、と考えている。 1月のど真ん中とかは試したことがないので分からないが…。
さて、途中でコンビニに寄ったりしてのんびりむかい、昼頃に現地へと到着した。 最初に入った
ポイントは通称J下。 ロッドはスカイマスターをチョイス。 今日のルアーは、スモラバ、スピン
テキサス、ジグヘッドの3種のみに絞り込んだ。その3種に必要なリグだけをウエストバッグに入れ
ポイントへ降り立つ。 驚くべきことに、過去経験した中でももっとも減水しており、透明度も異常
なまでに高い。 対岸まですべてボトムが見渡せてしまう。 まずはスモラバでチェックしていく。
するとここであることに気が付く。 とあるストラクチャーにスモールが着いているのを発見した。
なるほど…、とりあえず居るには居るじゃないか。 しかしJ下では食わせるに至らなかった。
次に秋にピンチーニョさんがデカスモをかけた激流セクションをチェック。Wムラサキで流して
みるがバイトはない。 次にここ最近調子がいい例の場所に入る。 もちろん、今日はここが本命
である。 ピンチーニョさん戦法で攻めていくがバイトはない。 長靴でシャローへと立ち込み
少しづつ立ち位置を変えながらキャストを続ける。 すると、減水したから分かるようになったの
だが、とある場所に入れ替わり立ち替わり魚が入ってくるゾーンを発見した。 そのゾーンとは
だが、とある場所に入れ替わり立ち替わり魚が入ってくるゾーンを発見した。 そのゾーンとは
まさに畳一畳分のピンスポット。 主に鯉が多いのだが、良く見ていると時々スモールも入って
くるのが分かる。 しばらく観察していると、30cm~35cmくらいのスモールが3尾泳いで
やってきた。 伝説の紫のジグヘッドで誘う。 すると反応して追ってきたが、またまた違う魚種
の群れがやってきたのでスモール達はいなくなってしまった。
の群れがやってきたのでスモール達はいなくなってしまった。
今度はピンスポットに最初っからジグヘッドを置いておく作戦を試みる。 しばらく待っている
と同じようにスモールがまたやってきたので、軽くワンシェイク! するとソッコーリアクション
バイト!! 初の聖地スモールサイト!! もちろんこれは減水しているからなせる技だ。 ナイス
なファイトをしてくれた嬉しい聖地スモール!! 伝説の紫はここでもやはり強かった!


よっしゃー、36cmだ! 今の時期としては貴重なスモール!! まだ数尾いたはずなので
しばらくこのピンスポットで粘ってみる。 しかしその後この場所に入ってくるのは鯉のみだった。
ちなみにあの魚の遺体が至るところに散乱しており、ところどころ腐臭を放っている。 以前この
臭いが強烈すぎて釣りを断念した経験があるが、今日はなんとかやれそうであった。ちなみにこの
魚を取り込む際に、長靴の上から浸水。左足のみ水が入ってしまった。おそらくこのピンスポット、
ピンチーニョさんがヨンパチを食わせたのもコレに絡んでいたに違いない。
少し立ち位置を変え、狙うゾーンも変更。 ジグヘッドは外してスピンテキサスにチェンジする。
底も丸見えのスーパー激シャローゾーン。 時折見える魚影は鯉なのだが、どうもスモールっぽい
魚が水深20cmも無い場所でステイしているのが見えた。 ゲーリーシュリンプ3インチを1/8
オンスのテキサスでセット。カラーは定番のグリパン。 それをスモールっぽい魚の目の前へ着く
ように上流側からうまく流してみた。 目の前を通過し、シュリンプが下流側へと流れた瞬間、
魚が突如下流側へと反転、シュリンプに食らいついた!! またまたサイトフィッシング!!
激浅い場所だが、流れが強いので凄いパワーだ。 これは結構でかいか!?


これまた35cmのナイスなスモール!! 1本目よりは多少サイズダウンしたが、それでも
グッドコンディションだ! この季節に2本目、ナイスゲームである。 時刻は14時30分、
秋から冬にかけては夕マズメのスタート時間帯ともいえる。 食い気がたってきたようだ。時折
水面をピンピンと跳ねるベイトも現れるようになった。 ちなみに立ちこんでいる足元には大量
のベイトフィッシュが泳ぎ回っている。メダカくらいのものから少し大きめのモロコサイズ等の
ベイトがかなり群れているのだ。 気温も高く、東京で17℃をマークしている模様。 これは
11月下旬としては考えられないくらいの暖かさである。 ワム吉さんもホームでの年内最終
キャッチ記録をどんどんと更新している。
そのままゲーリーシュリンプ3インチのスピンテキサスで狙っていく。 今日のパターンは
水深にこだわらないということ。長靴で歩けるくらいの浅い場所でもスモールさえいて、うまく
アプローチできれば食ってくるということが分かっていた。 これは春先にも使えるパターン。
とはいえ、今日は魚の活性も高いほうであろう。 すぐさま次のバイト!!

ダメ押しの3本目をキャッチ! これはサイズが33cmとダウンしたが、それでも力強い
ファイトで楽しませてくれる個体だった。 少しドラグを弱めていたのでジリジリと出される
レベルでスリリングなやりとりを楽しむことができた。 もちろんスカイマスター&5ポンド
ならば楽勝で勝負が着いた。
その後、砂利浜エリアではバイトが無くなってしまったため、車で違うポイントへ行ってみた。
16時まで最終ポイントで色々試してみるが、残念ながらバイトは無かった。 結局3バイト得て
3フィッシュ。 この時期であるということを考えると、上出来だろう。 16時過ぎには帰路
につく。 久しぶりにオールスターメンバーに嫌がらせメールを送信した。
につく。 久しぶりにオールスターメンバーに嫌がらせメールを送信した。
さて、ここから1月上旬くらいまでは非常に忙しくなる。 12月は4回予定を立ててはいるが
実際の釣行は2~3回になりそうだ。 可能ならば高滝1回、水郷1回は行っておきたい。 当然
PGSのスケジュールが合えば、例え坊主であったとしてもPGSに乗船する予定である。