昨年の9月末時点では44戦であった。 今年の9月は休暇をとり、バリバリに釣りに行ったこと
もあり、本日で49戦目をマークしている。 さて、その49戦目のステージはホーム、高滝湖。
のんびり向かって出船は6:45。 OMT氏と来るはずだったが、急遽仕事が入ってしまい今日
は来れないとのこと。 駐車場にはIさんの車があったのでIさんはどこかに浮いているだろう。
まずは鳥居沖からチェックするが、まるで反応は無い。 今日は朝から北風が強めに吹いている。
先週の台風でかなりの水が入れ替わり、そのとたんにUFOワンドが沈黙し、下流のピンにベイト
とバスが集中するようになったという事前の情報は得ていた。 下流のピンとはそう、道路跡だ。
今日の課題は前回大会のチビのみで終わったため、ディープのキロフィッシュをしっかり獲ることだ。
今日の課題は前回大会のチビのみで終わったため、ディープのキロフィッシュをしっかり獲ることだ。
秋の高滝ならではの魚探の釣りを確実なものとする練習である。 さっさと見切り、道路跡へ入る。
ボートが1艇いたが、見たことのある人だ。 と思ったらHさんである。 OMT氏経由で知り
合いになったHさんだが、高滝ディープ攻略の超スペシャリストである。 道路跡はベイトは写る
ものの肝心のバスが入ってきていないようだ。 そんなわけで、Hさんに本湖の秋のピンポイント
を紹介してもらうことになった。 Hさんも道路跡では小さいのを1本キャッチしただけのようだ。
次々とシークレットスポットを紹介してもらったが、ベイトはからんでいるもののバスはいない。
一度Hさんと別れ、シャローのスモラバ撃ちを展開してみるが、ギルや小バスのバイトすらない。
台風で水が入れ替わったが、同時に水温もかなり落ちたようだ。 今日は21℃。 大会のときは
まだ27℃くらいあったのだが…。 夏パターンから秋パターンに完全に移行している訳だが、
こうなると高滝はシャローや護岸際からほぼ完全に姿を消してディープへと落ちる。 もちろん、
フィーディングでシャローに差していたりすればまったく釣れないということではないが、かなり
少ない確率になることは間違いない。 護岸際や縦ストもバスがかなり離れるので、片っぱしから
撃ってもワンバイトあるかどうかという世界になるのだ。
9時頃、再び単独で道路跡に入る。 オカっぱりのハンマー投げ軍団がブンブン大遠投している
のでそれをかわしながらの釣りである。 今日のリグはレッグワームのダウンショット。 これで
一日やり通した。 ハンマー投げの一人が連続でHITさせていた。どうやらようやくこのエリア
にもバスが差してきたようだ。ラインクロスしないように場所を選びながらの釣りになってしまい
確実なピンを撃てないのだが、それでもようやくバイトが来た。
…がフックオフ。
とりあえずファーストバイトは得た。 噛み合っていなかった何かが、だんだん噛み合い始める。
そのまま粘り、なんとか次のバイトを得ることができた。 久しぶりのディープのキロフィッシュ!


41cmであった。 レッグワームのカラ―は今日はグリパン。 その後もオカっぱりの一人
だけが続けて釣っていた。 完全に的を得ているようだ。 そのラインを沖側からトレースしても
食わない。向きも合っていないとダメなのだろう。 それでも粘っていると、ギルかと思うような
超小さいバイト!乗った! これは結構デカいか。 それにしてもモンスタースモールに合わせた
ドラグセッティングにしていたため、ドラグがあまり出ない。 毎回バスをかける度にドラグを
自分で緩めてセッティングしなおした。 あとこれは個人的な好みかもしれないが、フッキング
の際にドラグがゆるゆる過ぎなのはあまり好きではない。 バラしやすくなるか飲まれやすくなる
ような気がするからだ。
ちょっと長いやりとりの後、弱らせてネットIN!

これも41cmのキロフィッシュ!!
その後しばらくバイトはなくなってしまった。 オカっぱりの人数もだいぶ減り、釣りがやり
やすくなってきた頃、Hさんが道路跡に戻ってきた。 色々話しながら二人で釣りをする。まず
Hさんがキャロで1本獲った。 その時自分にもバイトがあったが、フックオフ。 2度目の
バラシだ。 これはもったいない…。 そういえばIさんが通りがかり、状況を聞いたが、3本
はキャッチしたとのこと。 そのまま鳥居沖へと向かっていった。 そんな折、KING氏から
電話がかかってくる。 KING氏は「上流へ行け」などと言うが、この時期の上流は最初から
切っている。 上流の個体数はかなり少なくなっているからだ。たとえ見えたとしてもこの時期
の見えバスを食わせるのは春~夏の数倍難しい。「考えるな、感じろ」という感性のアングラー
の見えバスを食わせるのは春~夏の数倍難しい。「考えるな、感じろ」という感性のアングラー
ならではのアドバイスである。 もちろん、釣りにおいてフィーリングが結果につながることも
あるが、自分は逆だ。 フィーリングよりも理論でバスを追求していく。 天候・水温・魚探・
風・過去のデータや経験をもとに、ロジカルにバスの居場所を突き止めて食わせていくのだ。
実際、夕方に話したアングラーは上流にサイト勝負に行ったが、見えたバスはすべて40未満で
しかも全然口を使わないとのことだった。 いまの季節、そして今日の高滝はやはりディープを
攻略することが、結果に一番近いはずだ。
仕事でこれなかったOMT氏も気になって何度か電話をして状況を聞いてきた。 明日来るか
どうかを決めたいらしいからだ。
どうかを決めたいらしいからだ。
そのまま道路跡で粘って3尾目をキャッチ!

これまた41cm! 道路跡のベストな状況からすればバイトは少ないが、釣れればデカい。
しばらくしてまたHさんがキャッチ! 1200gくらいのビッグフィッシュをキャッチして
いた。 やはり上手いなあ…。 OMT氏が「すげー」という人だけはある。 自分のレッグ
ワームにもまたバイトがあり、4尾目をキャッチ。 これは35cmくらいだったので写真は
とらなかった。 ベイトはかなり写り、時々バスも写るのだが、いまいち連発はしない。バス
のスクールも大集団ではなく、2~3尾の小規模なものなのだろう。 時々差してくるという
程度の単発な感じである。
レッグワームを白に変えてみた。 15時30分頃、5本目が食った! 今日一番の引きを
している。 重さからしてキロフィッシュであることは間違いない。 なかなか浮いてこず
苦戦したがなんとかネットIN!

これも42cm!! 今日一番の5本目であった!! その後、Hさんと粘っていると
Iさんが合流してきた。 珍しくIさんは全域走り回り、バッテリーがかなり消耗している
ようだ。 しかしバイトが出ず、Hさんは鳥居沖へ行くという。 そのタイミングで自分は
上がることにした。
キャッチは5本だったが、4本は40UPのキロフィッシュ。 ディープのグッドサイズを
しっかりキャッチできたのは良かった。 10月も最低一回は訪れたいところだ。