さて、YYさんに聖地を教えてもらい、翌釣行で現場へ行ってみた。市街地の中にありながら
その渓流のような水質に驚いたことを良く覚えている。 目印になるあるキーワードだけを頼り
にフィールドを探す。 確かにアングラーはいた。 いまでも超アングラーが入れ替わり入って
いるあの場所である。 バッティングを避け上流方面へと向かっていき、砂利浜を発見したのだ。
当時は今とはまったく地形が異なっていた。 しばらくジグヘッドワッキーで流していると
聖地の初バスをキャッチできた。 30cmもなかったと思うが、新しい場所でのキャッチはいつ
でもうれしいものであった。 それから聖地を起点として様々な新ポイントを開拓していった。
実は東京都~埼玉県を流れるAR川にもスモール探索に出かけたことがある。あまりにも有名
すぎるA堰周辺である。 ここを境に汽水と淡水が分かれる場所とまで言われており、堰下では
シーバスも釣れると有名な場所だ。 上流側は20年前からラージのポイントとして有名だった
が、まったく釣れたことはなかった。 が、スモールが釣れるという情報が入ってきてからは
ふたたび訪れてみるようになったのだ。 ところが、ここは2回程調査釣行を行ったが、全くと
いっていいほど釣れる感じではなく、引き下がることにした。
それから数年過ぎた2009年、AR川上流域であるI川の探索に本格的に乗り出すことに
したのだった。 I川は至るところに堰があり、またアングラーも多い。 広大でポイントも
多いため現地アングラーに情報を聞きながらの釣行となった。 ここも水の綺麗さに驚く。
いかにもよさそうな場所を打っていくがアタリを得ることはできなかった。 このI川調査も
2回ほど行ったが空振りに終わった。 さて、スモールリバーとしては関東圏でももっとも名
が知れているKN川であるが、ここも上流は栃木県エリアから利根川合流地点までさまざまな
場所をチェックした。 4月にKOUさんに紹介してもらったポイントもこのエリアの中に
あるのだが、自分は素通りしていた場所だった。 ここよりもさらに下流とちょっと上流の
エリアならば探索したことがある。 N氏とも一緒に走り回ったり、O氏とやぶこぎしたりと
結構色々やったのである。 KK川上流部もかなり調査を行った。 こちらももうすぐで栃木
というエリアまで徹底的に開拓し、超上流エリアでチビのスクール大ラッシュをやったことも
ある。といってもラージだったが。
2月のある日、N氏より「スモールは冷水に強いらしいから行ってみたら?」 と言われ、
バレンタインデーくらいの季節に聖地に向かってみた。 それも真昼間に家を出て、現地着が
14時という超怠慢釣行だった。 そこから日没まで約2時間30分くらいだったが、なんと
10バイト6フィッシュという激釣を繰り広げたことがあった。「聖地爆釣」とだけメールを
打ったら仕事中にかかわらず速攻でN氏から電話がきて、すぐさま同行釣行が決定したという
エピソードがある。 そして3月頭にN氏と同行した際、なんとN氏が49cmのスモールを
キャッチしたという大事件が起きたのであった。 その後、単独で聖地に出かけたN氏は半日
で20本オーバーという大爆釣をやってのける。 仕事をしていたが、3回くらいN氏に電話
をかけてしまった記憶がある。 2007年頃だったと思う。 その年は月に一回くらいは
をかけてしまった記憶がある。 2007年頃だったと思う。 その年は月に一回くらいは
スモールメイン狙いの釣行を行っていた。
翌2008年からは高滝で大会に参戦することを本格的に始めたため、エレキのスペックを
高めたり、操船技術を鍛えるため、暴風の中頑張ったり、魚探の釣りを勉強したりと、夢中に
なってしまっていたため、スモールは毎年2月~3月の限定戦となっていた。 それと5月か
6月にOMT氏と一回一緒に行く恒例の野尻湖くらいしかスモール狙いはなくなってしまって
いた。 秋のKK川爆釣シーズンにちょっと狙ってみて1~2本混ざるかなあといった程度で
ある。 今回、F県A川で完全スモール限定戦を行ってあらためて思ったのは、もっと夏季の
シーズンでもスモール狙いの釣行も月一回くらいは混ぜていってみてもよいのでは? という
ことだ。 夏場のスモールは本当にパワフルで面白い。 スピニングでやりとりの技術を高め
ことだ。 夏場のスモールは本当にパワフルで面白い。 スピニングでやりとりの技術を高め
る練習をしても良いし、ベイトでがっつり引っこ抜くタクティクスにはめるのも良いだろう。
7月・8月・9月で月1回はスモールメイン狙いの釣行を組み込んで行こうと思っている。