OMT氏の仕事の都合で、木曜が流れたため、今日火曜日を高滝戦とした。 そしてなんと
ついにあの男・・・ そう、木更津KING氏とのコラボレーション釣行が実現したのだ。
朝5時30分、桟橋へと到着すると
「えのちんさん!」と声をかけてきた。KINGさんもちょうどセッティングしているようだ。
挨拶を済ませてセッティング。 40分頃には出船した。 今日は結論から言うと、ポストと
プリのパターンが依然として混在している状況だった。 どちらかに絞りこむのが良いのだが
なかなかそうはいかないのがこの時期の難しいところだ。 ピーカンベタナギならポスト狙い。
風があるならプリのワカサギパターン狙い、と考えていた。
ひとまず上流方面へと向かいながら護岸を流す。 KINGさんは「今日はビッグベイトを
投げるよ!」と言ってて本当に投げている。 男だ(笑)。KINGさんは、ブログでの豪快
な文章とキャラクターから、さぞかし豪快な人なのだろう? と想像していたが、ある意味で
豪快だけど、非常に優しいナイスガイであった。 とにかくフレンドリーで話やすい人だった。
そして実に色々な釣り経験を持っており、人脈や情報量も半端ではなかった。これは千葉方面
に凄い知り合いが出来た。
さて、いつもの護岸パターンをENO’Sスモラバ+シュリンプで探っていくも、なかなか
バイトがない。 うーん、この中間地点まで食わないとなるとちょっと展開が違ってくるか?
と思っていた矢先・・・
食った!!
しかもいきなりのいいサイズだ!
慎重にやりとりをしつつもファイトを楽しむ。
ネットIN


ファーストフィッシュは44cm!! しかし一度ハタいているのかウエイトは1200g
しかなかった。 その後カバーエリアへと進入。 KINGさんはテキサス等を投入し、強い
釣りで探っていく。 自分は護岸で22cmくらいのチビをスモラバで追加した。 ピーカン
ベタナギのため、これはスモラバの釣りにうってつけだろう。 と思っていたのだがそんなに
展開は甘くなかった。 「ちょっと上流の様子を見てきます」と言って一人先にいつもの場所
へと向かう。 途中のポイントは軽く触ってみたが無反応。 もはやワカサギパターンは終了
してしまったのだろうか。
今年一番熱いあのポイントへと入る。
ビーフリーズ65SPロングビルのOMT氏愛用カラーである黒金を投げる。ボトムノック
した瞬間、ゴンッ と鈍い感触。 ん? 食ったか? たいして引かないがやたら重たい。
これは何かのスレ?
いや、バスだ! デカい!!


ドーーーーーーーーーーーーーーーン!!
いきなり来た、47cm、1600g!! やはりプリの直前のバスはウエイトが物凄い。
半端ない腹をしていた。 すぐにKING氏に連絡。 まもなくして「釣り過ぎ!(怒)」と
KING氏が上がってきた。 ここはKING氏が先日54cmという怪物を釣った場所にも
近い。 ワカサギパターンのバスはまだいるようだが、どうも単発のよう。大会の頃のように
一度食いだすとパタパタと連続でバイトが続く、といった感じではなさそうだ。 ある意味で
貴重なバスなのかもしれない。
9時ちょっと前に携帯が鳴る。 OMT氏である。「これ釣れちゃってるんじゃないの?」
なんて言っているが、なかなか続かずに苦戦している。 KING氏のシャッドにも追っては
来ているようだが、イマイチ食い切らないようだ。 9時過ぎに、自分は本湖の護岸パターン
を試してみることにし、一度KING氏と別れる。 KING氏はここでしばらく巻くそう。
例年この時期に大型のメスが着くような護岸を丁寧にスモラバで打っていく。 しかし今日
は反応がない。 少し時期的に早いが、漁礁のスピナーベイトパターンも試してみるが空振り。
そうこうしていると時間はあっという間に11時になってしまった。 そしてついさっきまで
軽い柔らかな南風が、鬼の爆風へと豹変する。 KING氏がいる場所まで戻ろうと思ったが
物凄い逆風のため、断念して古敷谷方面へと避難する。
12時過ぎにようやく風が一度弱まったため、KING氏エリアへとボートを走らせる。
途中の護岸をスモラバで打っているときにバイト!!
しかしこれはほんのちょっとのファイトですぐにすっぽ抜けた。多分大きくはないだろう。
得意の縦ストも今日は火を吹かなかった。なんとかKING氏とのポイントへと戻ってきたが
得意の縦ストも今日は火を吹かなかった。なんとかKING氏とのポイントへと戻ってきたが
姿が見えない。 メールを見ると、「ちょっと上流にいます」とのこと。 とりあえずここで
張っていよう。 朝と比べれば風もあるのでバスが差してくるかもしれない。 朝釣った黒金
からケタバスへとカラーチェンジさせていたビーフリーズ65SPロングビル。ピンポイント
をしばらく打っていると
ゴンッ
食った!
ネットでランディングしようとすると、遠くから大きい声で
「コラーーーーーーーーーー!!」
しまった! 見つかった(笑)! 急いでKING氏が戻ってくる(笑)
ちょっと場所を外すとこうなっちゃうって訳ですよ(笑)
といったやりとりをしつつ、計測するとサイズは40cmだが、なんと1200gあった。腹が
異常にパンパンである。 君は早いところ産みに行ったほうがいいんじゃないか!? 結局今日
もここなのだろうか?

すでに本湖は爆風すぎて、スモラバパターンはできそうにない。 というか下手すれば落水の
可能性もあるくらい荒れている。 KING氏は、自分が本湖に下ったあとに風が出てきて、
ここでかなりのバイトを得たようだ。 5~6連発バイトがあり、フッキングさせたのが3回、
手元まで寄せてバレたのが1回とのこと。 やはりここだろう。 というかこの後は風の影響も
あり、ここで粘るしかないということになった。
腕休めに投げていたレディフィッシュ1/16ozジグヘッドを、急にグンッ と持っていく様な
バイト! 食った!!

42cm、1150g!!いいバスだ!! あとはKINGさんが釣るのを祈るばかりである。
するとまたしても自分のレディフィッシュに食った!! と思ったら、ゴーマルくらいあるニゴイ
を釣ってしまった。今期初のゴイニーである。 急に引っ張るかのような、ラージやスモールには
ない珍しい感覚のバイトだったので、「これは絶対異魚種だな」と思っていたら案の定そうだった。
再びビーフリーズ65SPロングビルのケタバスで巻いてみる。 しばらく巻いていると、また
自分にHIT!! これは間違いなくバスの食い方!! ジャンプした瞬間、かなりのサイズだと
分かった! フックは両方かかっているのが分かったので落ち着いてやりとりしてネットに入れる。

またしても1600g!! これは46cmだったが、1600gという立派なバスだった。
まさしく春の釣り。 ポツポツとなってしまったが、出ればでかい。 異常なまでに太いし。
これでチビ含め6本キャッチとなった。
そうこうしているとKINGさんが「○○さん!」 と通りすがりのアングラーに声をかける。
KINGさんの知り合いのようだ。 ってこの方、高滝や亀山エリアでは超有名なアングラー。
自分も何度も見かけたことあるし、名前も聞いたことがある。 そして何よりも、湖上で放って
いるオーラが全然違う。 今日は釣れていない、というが、そんなことよりもこのオーラが凄い。
高滝で本当に強い者だけが持っている、独特の空気を身にまとっている。
3艇で一緒にやっているときに、自分のレディフィッシュにバイトがあった。 数回ジャンプ
したのちにバレてしまう。 40cmくらいあったしもったいなかった。 結局バラしはこれと
スモラバでの2回であった。 シャッドを追ってきたのは1回だけ見た程度だった。 KING
さんの知り合いは本湖へと下る。
残り時間はもう少ない。 KINGさんにドラマ魚が来るのをひたすら待ちながら釣りをする。
KINGさん、やっていることは間違えていない。 むしろ、ベストなコースをベストなルアー
で通しまくっている。 しかし、それでも今日の高滝は食わなかった。 やはりこのパターンは
難しくなってきている。 本当にやる気のある、遅めのプリの個体がたまーに1匹~2匹くらい
差しこんでくる程度なのだろう。
16時を過ぎ、ボート屋方面へと向かうことにした。 久しぶりに超強烈な爆風。 山中湖
並みにどんぶらこっこ状態であった。 7本ポール沖あたりでは久しぶりに身の危険を感じる
レベルの波であった。
17時ちょっと前、KING氏が終了をコール。 残念ながらKING氏は、バイト多数だが
キャッチゼロ、自身は8バイト6フィッシュに終わる。 パターンは2通りで見えているのだが
今は移行している最中なのだろう。 先週のOMT氏との釣行時と同じように、どちらも非常に
中途半端なパターンとなってしまった。 これ以外にパターンは思いつかないが…。
中途半端なパターンとなってしまった。 これ以外にパターンは思いつかないが…。
片付けを終えて、KINGさんと談笑。 いずれまたのコラボレーションを約束して帰路へ。
別行動していた時間帯もあったが、多くの時間をKINGさんと過ごし、色々なことを話したり
しながら、楽しい時間を過ごすことができた。 また一人、新たなる釣り仲間が増えた瞬間だ。
高滝については、これで一段落。 次回の高滝はおそらくゴールデンウィーク以降になるはず。
それまでは水郷や土浦、新規開拓系のゲームになるであろう。 いまのところは明後日水郷へ
行くつもりだ。 久しぶりに純輝を食べに行き、ポパイ51で買い物をするつもりだ。