久しぶりに欲しいロッドができた。 正確には年初から欲しかったが、ここまで手を出さずに

 いたものだ。 そう、テムジンスカイマスターLV。  現在中古釣具取扱店やヤフオクで日々

 調査しているがいい出物はやはりそれなりの価格。  低価格スタートは落札寸前にすべりこませ

 なくてはならず、最近早朝からの仕事が続いている身としては、夜23時前後のオークション終了

 時間にパソコンにかじりつくのはしんどい作業である。  しかし落札価格の平均を見ていると、

 結局即決対応の価格に対してマイナス3000円程度での落札なので、案外即決に手を出して購入

 してしまったほうが良いのかもしれない。


  さて、なぜテムジンスカイマスターLVが欲しいのか?答えはシャッド専用のライトアクション

 ロッドが欲しいからである。 自分のスピニングのメインロッド、エアリアルハイパフォーマンス

 シリーズは長さがどれも6fである(EG社の表記では60)。 この長さだとキャスティングに

 も厳しいものがあるのと、オカっぱりで足場の高い護岸などで中腰にならなければレンジをうまく

 コントロールできない難点があるからだ。  そこでスカイマスターの6f4インチが重要になる

 のである(表記64)。  この4インチ、わずか10cm+1.2mm程度の長さが追加される

 だけで、6fロッドでのシャッドコントロールの難点が大方クリアできるだろうという狙いである。

 実際、冬の「R」では中腰でのリーリングで腰を痛め、腰痛が原因で早めに帰宅したりしている。


  自身のロッドで6f4インチのスピニングではテムジンフィランギを持っているが、これは

 ミディアムライトアクション。 ちょっと硬すぎるのである。 OSPでいうとパワーダンクとか

 イマカツでもIS-100などの比較的大きくて深く潜るクランクを中心に使う分には丁度良いが

 ハイカットやDUNK、ビーフリーズを投げようとすると全然飛ばなくなってしまうのだ。あまり

 大きめのクランクを投げ倒すという感じではないのでスカイマスターLVが丁度いいのである。


  これで遠距離にシャッドを投げて、遠い場所で食っても長さを生かしたフッキングもできる。

 高滝の春のワカサギパターンでも、特に養老川入り口エリアの広いゾーンを探るようなパターン

 ではかなり使えそうだ。 今後の捜索が楽しみである。