小貝川の中流域にある水門は、稲刈りの時期に合わせて減水する。 毎年8月の最終日曜がその
水門の開放時期とされ、増水期は水深2m以上ある中流以降のエリアも一気に水深が30cm~1m
へと減水するタイミングなのだ。 下がりはじめは急激に濁り、水門開放直後から落ち着くまでの
2日間くらいは例年濁りがひどくて釣りにならないと言われる。 それもあって、今日に休みを設定
しておいたのだが、なんと水門の解放は今日の午前9時であった。 今日の大減水している中では
しておいたのだが、なんと水門の解放は今日の午前9時であった。 今日の大減水している中では
当然ゲームメイクは厳しい。 すなわち、一昨日くらいに開いていてくれればよかったのだ。
そのため、昨夜のうちに目的地はおのずと水郷へと変化した。 高滝の大会の練習に行ってもいい
のだが、大会は19日。 今行ってもあまり参考にはならないだろう。 そんなわけで水郷で適当に
釣って純輝でも食って帰ろうというプランになった。
起きたのは5時ちょいすぎ。 6時くらいに出発して現地に着いたのは8時くらいだった。 途中
松屋で朝飯を食ったのは言うまでもない。 さて、8時にY川のビッグフィッシュポイントへ入る。
今日は先行者がいなかったが、水は以前にも増して悪いようだ。 新規投入のベントミノーを試しに
投げてみる。 なるほど、こういうルアーなのか。 面白い。 当然反応はなく、すぐにドライブ
スティック6インチのノーシンカーにローテーション。 しかしこれでも食わない。 自信のある
スティック6インチのノーシンカーにローテーション。 しかしこれでも食わない。 自信のある
ドライブクロー3インチのテキサスに変更してチェックしていくが、ギルのつっつき程度しか無い。
今日も大場所は厳しいか?
そう判断して釣れ門へと向かう。 ここではスピニングでジグヘッド。 しかしここも無反応である。
やはりあそこしかないか…。 超押さえのスポット、水路である。 いつものTポイントから入るが
やや濁りがあった。 もともとマッディな水郷エリアだが、今日はいつにも増してマッディである。
いつもなら一投目から答えがかえってくるTポイントだが、少々の粘りを要求された。

9時近くになってようやく1本目を辛くもキャッチ。 スモラバ+シュリンプである。 ここまで
自信のあるリグにしないと獲れないということ自体があってはならないレベルで渋いのである。チビ バス達も今日はあまり居ないのか? それとも食ってこないだけなのか? 早くもテキサスでアシ
の中にブチ込む作戦になってしまった。 丁寧にアシのポケットを撃っていくが今日はうんともすん
とも言わない。 車に戻ろうとしてTポイントのライトカバーを撃ったとき、テナガホッグのTXが
持って行かれる感覚があったのでフッキングさせると、25cmくらいのが吹っ飛んできた。
ひとまず2本目だが、写真は撮らなかった。
同じ水路の水系の違うポイントへと入る。ここではスモラバ2010モデル+ドライブクロー2インチ
のモエビカラー。 これのシェード打ちでかろうじて3本目をキャッチする。

携帯で時間を見るともう11時近かったので、コンビニで時間調整をしてから純輝へと向かうこと
にした。 午前中で3本とは激渋である。 あの驚愕のポテンシャルを誇る水路ですらチビ3本しか
キャッチすることができなかったのである。
みそごまチャーシューを食べながら、一気に水系を変えてみる戦略に決定をした。 後半戦はあの
昨年50cmをキャッチした例の川である。 距離にして15km、約30分の大移動であるが、
わずかな望みに賭けて一気にワープした。 その川に流れ込んでいる小さい川があるのだが、ここは
水郷エリアの中でもかなりの急な流れの川にもかかわらず、通りすがりに確認したら、なんと流れが
なかった。この時点でかなり戦意をそがれてしまう。 当然、例の川も流れはなかった。
カレントに期待して移動してきただけにこれは厳しい。
ひとまず岸際の変化をスモラバで探っていく。 するとある一箇所でスモラバを小さいバスが2匹
で追ってくるのが見えた。 しかし水面近くでピックアップ体勢になろうとすると反転して、消え
ていった。 その後も小さいバスのチェイスはあるのだが、イマイチ食いこんではこない。 チビと
はいえ、スモラバならあのサイズでも余裕でフックアップできるはずだ。 やはり活性はかなり低い。
リアクションバイトを狙って、OSP DUNK48SPに変更。 カラーはテイスティシャッド。
岸際をゴリゴリと探っていると水面近くに平打って上がってきたDUNKに下からチビバスがかぶり
つくのが見えて、なんなくキャッチした。

しかしこのサイズである。 このパターンでいけるか? と思い、しばらくDUNKを投げるも
その後何も起こらず。 今日はさっぱりダメとあきらめ、暑さに負けて14時に納竿することに。
水郷まで出かけていってチビ4本はいくらなんでも消化不良である。 次週こそ秋の小貝川釣行
を実現する予定だ。