このシリーズもついに8枚目。 もう少しで終わりだ。
今日はスラッシュメタルの雄、MEGADETHからのアルバム、「RUST IN PEACE」

メタリカに在籍していたことはあまりにも有名すぎる話である。 さて、初期メンバーはムステイン
とデビッド・エレフソンのみ残してメンバー一新して望んだこのアルバム。 ビッグセールスを記録
したメタリカのブラックアルバムよりは少し前に発表され、ブラックアルバムの後に、これにつづく
カウントダウントゥエクスティンクションを発表している。 ギタリストには日本でも有名なあの
マーティ・フリードマンが迎えられ、スピーディかつスリリングなスラッシュ・メタルが展開される。
当時、ムステインは自らのバンドのスタイルを、インテレクチュアル・スラッシュ・メタルと表現
していたが、確かにシンプルでストレートなメタリカや、モトリークルー等のLAメタル軍団と比較
すると複雑で難しい曲が並んでいるというのが特徴だ。
今に至る後期のメガデスもカッコいいが、やはりこのアルバムがピークだと個人的には感じている。
後にギタリストがアル・ピトレリになるが、そのライブでさえも演奏される定番の曲がたくさん収録
されているのだ。 ホーリーウォーズ、ハンガー18、トルネードオブソウルズなどなど。