表題の通り、大激沈である。 手も足も出なかったとはこのことだろう。 なにしろ水温が朝一
で10度。 日中本湖は12度台まで回復したが、それも表層だけだろう。 1m以上深い場所は
もっと冷たいに違いない。 そして、境橋スロープを越えた途端、水がカフェオレに変わり、水温
が9度、8度と下がっていき、大場所Bは7.7度であった。 これが昨日のみぞれが混ざった水
の影響なのだろう。
今日組んだパターンは3つ。
①縦スト・垂直護岸中層にステージングするであろうポストスポーンのメス狙い
②シャローのワカサギパターン
③カバー撃ち
②シャローのワカサギパターン
③カバー撃ち
である。 後で知ったことだが、お立ち台のパターンにかなりニアミスはしていたようだ。 残念
ながら自分はアジャストしきれていなかったのだった。 田辺氏予想ではウェイイン率4割、
リミットメイク率1割、だったが最終的にはそれを下回ってウェイイン45名(約3割)リミット
メイク7名 という非常にタフな大会となった。 名だたる御当地有名ロコですらノーフィッシュ
の人も結構いたのだ。 お立ち台パターンにかなり近いことは出来ていた。 しかし、エリアと
レンジが違ったのだった。 昨年同時期にハメたパターンに固執しすぎてしまったのかもしれない。
お立ち台の人達が釣っていたバンクは、比較的傾斜が緩やかな護岸で、水深は意外と深い3m。
自分は傾斜のきつい、縦ストに近い形状の護岸の水深2~4mレンジを攻めていたが、どうやら
まだ縦に着くには少しだけ時期が早いようだ。 あと一週間くらいあろうか。 やはり天候不順で
そのあたりのサイクルも例年とはズレているようだ。 ワカサギパターンの大場所も人はまばら。
余裕で入れたのでやってみるが、まったく反応もない。 先行者に聞いても、もちろんダメとの
回答。 大場所Bの先のシャローエリアでシャッドを巻きまくってみた。 イーコーのレースー
のみ反応はあったが、肝心のバスではない。 そしてフォローに考えていたカバー撃ちだが、
考えられるカバーは常時誰かしら張りついていたので、撃つ場所が無い。 実は高滝でカバー
撃ちで釣ったことはないので正直自信はないのだが、雨の後の濁りはカバーに入ることは鉄則。
やるだけやってみようと、テキサスの準備だけはしてあった。 しかしそのロッドには触れる事
はなく終了してしまった。
かわりに加茂橋は大盛況で、秋の大会のような大船団が形成されていた。 水質と水温の条件は
確かにいいが、バスが差している感じはしなかった。 遠巻きに見ながらハシゲタを攻めたりして
いたが、釣れている様子はなかった。 12:55 無念のノーバイトノーフィッシュの帰還。

写真は今日の戦利品。 確かに定価ベースで考えると、参加費は超えてはいるが…。
フロロの6ポンドの300m巻きは少しだけおいしい。 欲を言えば8ポンドだったらちょうど
良かった。 一応、定価6300円。 もちろん市場での価格は3000円程度であろう。 でも
ソラロームラインなのでこれはちょうどいい。 ベイトリールにセットして、巻き物専用として
6ポンドラインを使ってみようと思う。飛距離が上がりそうだ。 あとは見たことのないエコギア
のレディフィッシュもどきのワームと、藤岡のオリジナルパドル。 このパドルは正直微妙…。
自身の通うフィールドでは投入のしどころが考え付かないからだ。
さて、次回の大会は6月20日。 しばらくの間、オカっぱりなどを混ぜながら、季節の移り
代わりを楽しみながら釣りをしていきたい。 こないだの水曜、今日とショボイ内容が続いている
ので、どっかでガツンと釣りまくれる日が欲しいところだ。