体調は回復傾向にあったが、さすがに声が出なくなったのは珍しいため、7時に起きて病院に

いった。 診断としては、ただの風邪だった。 ただし炎症が声帯の近くでもおこっているため、

声が出にくくなっているのだという。 薬をもらい、10時に帰宅。 


 この時点で体調はだいぶ良くなっていた。 普通に仕事もできるレベル。 声は昨日よりは出る。

結局、10時30分には向かってしまった。 そう、軽く数時間くらいのおかっぱりなら問題ない

だろうと。 それだけ早くテムジンコブラを試したかったのだ。 

 12時に土浦観光船乗り場に到着。 今日はテムジンコブラ限定戦。 とにかくコイツで釣る!

がテーマ。 最初はクランクで流し、一応テクトロも一往復。 しかし反応はない。 

すぐさま3/8ozのラバージグ&パワーホッグ3インチに切り替える。 足元のフォーリングでの

バイト狙いをメインにフリップを繰り返す。 いまは陸にあがっているホワイトアイリス停船場

付近で、ロッドの先にカツッ という感触とともにラインが沖へゆっくり動く。 「食った!」

思いっきりフッキングさせると結構なパワー! コブラが鞭のようにしなる! 水面に出てきた

のはあきらか40UP。 抜くか抜かぬか迷う所、結局慎重作戦でコンクリートにはいつくばる。

あと少しでバスの口に手が届く! というところで最終ジャンプ!  ばれてしまった!

もったいねえ!! コイツは痛いバラし。 


 その後観光船乗り場で15cmくらいのがラバージグに食ってきたがこれも見えバラし。 まあ

今のサイズのはどうでもいいや。 駅方面のドックへと進んでいく。 ここも意外と足元にいる。

ボトムに着いてから、数回上下にバンピングさせるやり方。 時折水中のロープにひっかかると

食ったような感触がしてしまうエリア。 するとフワッと浮かせてまた落としたと同時に、ゴンッと

いうバイト! すぐに水面に顔を出して暴れる! 今度のもでかい! これも40クラスだった。

しかしあっさりとバレてしまった。


 うーん、何がいけないのだろう、ラバージグのフックなのか? ロッドなのか? 自分の技術的な

ミスなのか? 単に食いが浅いだけなのか? 自分的に結構間をとってからフッキングさせている

つもりだが、どうもかかりが浅い。 ひとまず、1時間程度の間にこのリグで3バイトはとっている

ことから考えると、やっている釣りはあっている。 少なくともここ土浦の現在の難易度からすれば

だいぶ食わせてるほうだ。 

 
 再び観光船乗り場で粘るが、ついにバイトがなくなってしまった。 仕方ない。 ここはあきらめて

移動しよう。 というわけで、名前は出せないが、某ドックへ向かうことにした。 ここは昨年同時期

にジャバスティックのダウンショットで3本くらい釣ったドックだ。 ただし、先行者がいたら厳しい。

到着すると先行者2名? かと思われたがえさ釣りの人達だった。 邪魔にならないように離れた

場所でここでもラバージグ。 岸際のリフト&フォールの繰り返しで誘う。  数箇所、落としては

リフト&フォール(バンピング)させてピックアップ、を繰り返す。 時折、リフトさせたときに

見えない水中ロープにガツッとさわるときがあるが、これがまるでバイトみたいなのだ。 まさに

ロープに当たってるなー、と思ってゆっくりとラバージグを巻き上げようとすると、いきないゴンッ

と下へ持っていかれた。 え? こんなタイミングで食ったの? と半信半疑だが、コブラから伝わる

生命感とそのパワーは強烈であった! バシャバシャッ と姿を見せたが、でかい!土浦港でバラした

魚とは次元の違うデカさ! 今日はもうこれ以上ミスはできない! そう心に決めて一気に抜きあげた!

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ハイ来たドーン!!  48cm 1600g!! 

テムジンコブラ初キャッチバスがなんと今期最大の48cm!! 口開けでゴーマルあったので焦った

が、冷静に口閉じで計測。 48cm。 でかい。 そんなに足場の高さがあるわけではないが、

40~45くらいならばコブラでも抜きあげられるだろうという確認が出来た。 あ~、観光船の

一発目のバスも抜きあげときゃよかったんだな~ と後悔。  結構パワフルなロッドである。

もちろん、エアレイドやアマゾンフリップならなおも安心だ。 しかし、クランクやスピナーベイト

等の巻物の操作性はエアレイドよりも高いため、幅広く使えそうだ。 もちろん、テキサスやジグの

感度や操作性はエアレイドよりも劣る。 が、今日やってみた感じでは普通に使えそうだ。 いままで

オカッパリでのベイトは2本積んでいたが、場所によってはコブラ1本あれば大丈夫そうだ。


15時30分、 4バイト1フィッシュ。 しかし納得のいく1本を獲ることができたので、ここで

気分よく引き上げることにした。