今年はタックルは増やさないつもりだったが、先日ここ2年くらいまったく使わなくなってしまった

ロッドを2本、タックルベリーに売却してきた。 コンバットスティックインスパイアシリーズの

トライアンフとスーパーマシンガンである。 それぞれ40アップを何本も仕留めてくれ、思い入れも

あったのだが、テムジンシリーズで装備が整ってきたので、おかっぱりはもちろん、ボートですら積み込

む機会がなくなってきたのだ。そう、今後の釣りの展開を考えても使う予定はない。それに初心者とかに

貸すにしても、あまりにも釣り方や使い方、使えるシチュエーションが限定されるロッドであるため、

それもできない。 もちろん、そんなロッドなだけに売値も安くなっており、先日は7800円とかで売られ

ているのをみた。 自分も4~5年前に中古で買ったが、確かどちらも1万5000円しかなかったと思う。

 
 ある程度売却の整理が進んできたが、現時点でスピニングがマックスで5セット、ベイトが3セット

の組み合わせとなった。 すると、なんだかベイトのラインナップがさみしい気もしてきたのだ。

ベイトリールは4個あるので、夏のボーナスあたりでロッドを買いたいのだが、何にしようか悩んで

いるところだ。 もちろん、テムジンの中古である。 持っていない硬さとしては唯一、ミディアム

を持っていないので、ミディアムにしようと考えている。 ガゼルがML、エアレイドがMH、

アマゾンフリップがトリプルエキストラヘビー。  ガゼルは軽いクランクやスピナーベイト、または

オープンウォーター系での軽めのテキサスやラバージグ。 エアレイドは植物系のカバー打ちや重め

のテキサス、ジグ、また足場の高い岸釣り、1/2oz以上のスピナーベイトやディープクランク。

アマゾンフリップは、1オンスクラスのメタルジグやラバージグ、テキサス等で、カバーも濃い目の

ゴミ溜まりを打ったりするとき、またはビッグベイトに使う、といった感じの使いわけをしているのだ。

ところがあまりオールマイティ性があるロッドがないことに気がつく。 ガゼルでは40アップの

抜きあげは厳しいものがある。 逆にエアレイドはそのパワーはあってもライトなジグヘッドや

大きめなワームのノーシンカー、軽めのラバージグ、では操作性が難しくなる。 アマゾンはヘビー

以上の世界をすべてカバーしてくれるが、関東ではその領域でのロッドの使い分けをする機会は少ない

ため、これ一本あれば十分だ。

 で、問題が何を買おうか? というところである。 ミディアムだと、実はいろいろある。

まずは代表的なのはコブラ。 そしてクロスファイアシリーズだとパンテラ。 巻物専用ではトルク

マスターなどというのもある。 コブラも新旧モデルがあり、最近の中古市場価格だと、旧型が

2万円台半ば、新型が3万円台後半、である。 現時点では、旧型のコブラを安く仕入れたいところ

だが、O氏が持っている現行モデルのガゼルグランドスラムをちょっぴり使わせてもらったところ、

現行のモデルのほうが圧倒的に軽いうえに感度が高かった。 テムジンで言えるのは、どのモデルも

現行モデルは、旧型の良さを残しつつ、感度やパワー、そして軽さが格段にレベルアップしている点

である。 これは釣具屋でちょっと持っただけでもわかってしまうだけに、できれば現行モデルが欲しい

ところだ。 エアリアルハイパフォーマンス、エアドライバー(旧エアレイド)、ガゼル、等自分の

持っているモデルの現行モデルはいずれも10g~30gくらい軽くなっているではないか?と思う。

その差はたいしたことのないように思えるが、何時間も釣りをしてくると手首や腕への疲労の表れ方

が全然異なってくるのだ。そして何よりも集中力の維持につながる。 これは大事な事。 軽けりゃ

いいってもんでもないが、長い時間のことを考えると軽さってのは非常に重要な意味をもってくる。

そうなると、やはり第一候補としては、コブラの現行モデルだよなあ…。 カレイドはまだまだ高すぎ

るので、自分とは無縁の世界だ。 しばらくは中古市場の相場とにらめっこしながら悩む日々になり

そうだ。