「モデルしたげるよ」

娘のその一言で、心が決まった
国家資格である、着付け技能1級の受験

着付け師歴20年程の私は、そんな資格、今更いらない

資格なくても十分お仕事できている

と思っていたけど、気になる存在ではあった

試験は年に1回
学科と実技

でも、面倒臭い…😔

お金もかかる‥
着物や持ち物などの規定も細かい‥
証明写真撮りにいかないといけない‥
受験料振り込み‥
用紙書き込み‥
勉強もしないといけない‥
もちろん、実技の練習も‥

何よりも、モデルを連れていかないといけないのが最大のネック

昔、美容の会社に勤めていた時も毎年実技試験があって、先輩に頼んでモデルをしてもらってた
練習にも付き合ってもらい
勿論、お礼もさせてもらう

また、あれをやるのか…

面倒臭い…😔




      面倒くさいよーこんな感じ⁈



今年の〆切が迫ってきていたけど

ま、来年でいいか
まだ、やると決めてないし😗

そこで、冒頭の娘の言葉

え⁉︎

娘は成人式をしていない
振袖は着たことがない

着付け師なのに、娘の成人式してないの⁈とは、よく言われた

娘は、母親がこんな仕事をしているのに、自分は成人式をしたくないということに負い目を感じていたし、私に対して、全てを否定していた

娘はその頃、自分の人生にもがいていた




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