6時に神川で起きた私。霧雨が降り続けていた。
コンビニで朝御飯購入。
霧ヶ峰を歩く予定なので途中のおやつも。
下仁田で、降り続く雨の中に紫陽花の群落が見えた。
世界遺産の荒船風穴、看板だけ見て…
内山峠越えて佐久平、芦田宿を経て40号線も霧雨。
先ずは「チャプリン」の中を通ってバイオトイレへ。
使用直後に激混み!皆さんニッコウキスゲお目当て?
でもレンゲツツジは咲いていたものの、
ニッコウキスゲ、看板によれば群落らしいが…
しかし、お散歩ルートの起点「蚕糸博物館」に行けない!?
市役所や博物館に問い合わせ、やっと到着。「左折禁止」の先に「通り抜けできません」!その更に先にこの看板!
工事中看板のお陰でグルグル回った事、博物館までなら行かれるという看板が奥まったところにあって分かりにくい事、受け付けで愚痴らせていただき、入館。三館共通券\900で。
群馬の絹産業遺産群を見た我々にとって、岡谷の絹産業も興味深い。博物館併設の宮坂製糸所では実際の煮繭や繰糸の様子、自動繰糸機の稼働も見学した。
道祖神もあった。
この硝子窓もなんて素敵♪
横河川迄が東コース。この先二館目「渡辺家」はコース外。
郷土学習館で入館手続きをするという事なので…
「今日は日曜なのでこちらに来なくても大丈夫」と…
でも、古民家の間取り図見るの好きだから、まぁいいや。
来た道を引き返し、渡辺家へ。この家から、渡辺国武、渡辺千秋、渡辺千冬の3大臣が出て如何なる人々であったかを…
横河川へ戻る。渡辺家は絹産業と直接は関係ない。此処からが絹産業遺産を巡る散歩道(マップでは東回廊コース)。
丸中宮坂製糸所の旧繭倉庫。現在、宮坂製糸所は蚕糸博物館内へ移転し、製糸業全盛期の糸取の光景を見学出来る。
毎年「だるま祭り」が行われる「小井川だるま堂」(コース外だけど)。この辺りで雨が完全に上がってラッキー!
旧山上宮坂製糸所は繭倉6棟、工場、従業員寄宿舎、講堂ほか病棟や浴場など約30の施設が立ち並んでいたという。
旧山上宮坂製糸所事務所。丸中と山上…どちらも宮坂!?
製糸機械を製造してきた増澤工業は建物が建て替えられているのでスルー。それにしてもこの看板が恨めしい。
西コースへ。旧岡谷市役所庁舎と尾澤福太郎銅像。
昭和の大恐慌で平野村の製糸業は大打撃を受けた。製糸業一本から多角的工業都市への発展を目指し、平野村が岡谷市になった時、製糸家尾澤福太郎は私財を投じ新庁舎建築を申し出た。
「女工さんで賑わった商店街」を行けば、店の間に蔵や洋館風の家が♪
ちょっと迷いながら辿り着いた「丸山タンク」。
ローマの遺跡みたいな形のこれは何?
イルフ童画館にちなみ、可愛い看板♪
何て言う事のない定食屋さんが地元感満点♪
こういう昭和な雰囲気いいなぁ♪
「腹減ったなぁ」とお茶をすすりながら相棒メニュー検討!
でも結局ラーメン(^tt^)夜が食べ放題だからね。
お店を出てすぐの所に昔ながらの医院があった。
いよいよ西コースの華、国重要文化財の旧林家へ。
10時50分に博物館から歩き出し13時50分に旧林家到着。三館共通券使用最後の三館目。
硝子の波打ちも素敵♪
「幻の金唐革紙」が張り巡らされている二階の和室!
素敵だったけれど、壁は金色じゃない…その訳は…
「酸化」によるとの説明。本来の金色はレプリカ表示。
あれ?いきなり洋間へ。間取り図が見たいけれど…。家具は輸入品だとか。素晴らしかった。
また和館へ。蜘蛛の巣みたいな欄間。繊細!!
廊下の欄間で、右手は煌びやかな仏壇、そして擦り硝子。
これも製法の説明を聞くと驚きの手間!!
更なる驚きは台所の座り流し。電燈が渋い!
これも素晴らしい♪色絵柄付きのもあったらしいけれど見逃してしまった(TT)
これが客人を迎え入れるべく岡谷駅舎至近の洋館玄関。
同じ建物の表と裏と言うか、あっちとこっちに洋と和。もっと滞在したくもあったが蚕糸博物館への帰途につく。
途中で見た蚕霊供養塔。
金上繭倉庫。西コース(マップでは西回廊コース)案内では、旧山一林組製糸事務所→金上繭倉庫→蚕霊供養塔→旧林家…と巡るようになっているが、我々は逆巡り。
旧山一林組製糸事務所。これで西コース終了!
「道すっかり憶えたよ」と旧市役所庁舎前を行く相棒。3時半。
博物館から車に乗り、水門を右手に天竜川を渡る。つづく