先日、メッセージで学士会の婚活サービス、良縁倶楽部について問い合わせをいただきました。

良縁倶楽部の主催するイベントにも一度参加したので、書き残しておきます。
少し前の情報ですが、こちら入会を検討されている方の参考になれば幸いです。



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筆者が参加したイベントの概要は以下。

 

実施日:20187月某日

実施場所:学士会館

参加者:3039歳の男性5名、3034歳の女性5名(当日の参加者は男性4名、女性3名)

 

流れ:

・全員で簡単な自己紹介。

・各人と20分ずつ個別に面談。

・解散。

・主催者に連絡先交換の希望者を連絡。

・相手が希望に応じた場合、後日学士会館にて再度面談。

・面談時、両者の合意のもと、連絡先交換。

 

 

 

平たく言えば、婚活パーティーなのだが、当日その場でのマッチングがないのが大きな特徴。

とっても安全な方法だが、やや面倒な印象を受けた。

 

筆者は、このイベントで希望する方とマッチングし、デートもしたが、なんだか波長が合わず、お断りしてしまった。

 

 

 


この良縁倶楽部主催の婚活パーティー。

 

筆者は入会から参加までに、実に半年を要した。

それも、こちらからお伺いの連絡をして、仕方なく招待されたようなもの。

おそらく黙って待っていたら、1年経っても順番は回ってこなかっただろう。


男性会員が少ないことは聞いていた。

それにしても、待ち時間が長すぎはしないか?



 

その背景にある残酷な事実を、筆者はパーティー当日に知ることとなった。

 

 



当日。

筆者が待合のラウンジに到着した時点で、すでに他2名の女性は到着しており、親しげに話していた。
筆者は距離を置いてソファにかけ、開場の時間を待った。

すると、女性2人が筆者の前に席を換えた。



めんどくさい。

ただ同じ空間にいるだけで、同性というだけで、集い、その場を共有しようとする女性。
あるいは、敵の手の内を知ろうというのか。



お節介おばさん風の、地味だけどよく喋る女性が語り始める。


お節介「なんか、こういうのイヤですよねー!(おばさんのように手をパタパタ)」

筆者「はぁ。初めてなもので全然わからなくて。」

お節介「わたし2回目なんですけど、学士会なんて全然関係なくってー(爆笑)。知り合いに無理矢理入れられちゃったんですけど、学士会って、だってあれでしょー?旧帝大なんて縁がないわー(笑)」



もう1人の女性も、知人に紹介されて入会した。
本人も親も学士会員ではないと説明した。



筆者は愕然とした。
正確には、頭が真っ白になった。



なぜ、このお節介おばさんは2回もイベントに参加しているのか。

学士会とは無関係なのに。

かたや学士会員である筆者にはなぜ声がかからなかったのか。



そう。

学士会の提供する婚活サービスは、学士会員の女性に出会いの場を提供するサービスではない。



“学士会員の男性にほどよい私大卒女性を斡旋する”
サービスだったのだ。



学士会なら、迷える旧帝大女子に救いの手を差し伸べてくれる。
わたしの市場はここにあるに違いない。

そう信じていた筆者は、奈落の底に突き落とされたような気分だった。

信じた筆者がバカだった。



そんな気分で臨んだパーティーは本当に辛かったことを覚えている。



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学士会のサービスなのに、クレームしないと学士会員女性には戦いの場すら与えてもらえない。
世知辛い世の中ですね。

現在は、せめて平等で健全なシステムに変わっていることを祈ります。