騙され、見下され、完全にやる気のそがれた筆者は、K氏との連絡の頻度を落とした。

短文で素っ気ない文章に努める。

 

去っていただいても構わない。

 

それでも日に1,2往復の連絡を継続していた。

そんなある日。

 

 

 

K氏「そうそう、東大女子の話をしたら、よく一緒に飲んでる友人が合コンしてほしいって。」

 

 

 

?

今度は合コンですって??

どの口がそんなこと言ってるんですか??

 

“あられちゃんの話”じゃなくて、“東大女子の話”?

ちょうどいいブスどころでなく、やはりあなたにとっても珍獣“東大女子”に過ぎなかったんですね。

 

大好きな車もろとも東京湾に沈めて差し上げま・・・・

 

 

 

K氏「そいつは京大出身で弁護士してて、嫁を探してるんだけど、インテリジェンスレベルも求めてるらしい。」

 

 

 

はいパーわたくし立候補します!!

K氏は、せめてもの償いのつもりなのかもしれない。

 

 

 

筆者「おもしろそうだからやろっか、合コン笑」

 

 

 

現金な奴だろうが構わない。

好機を見す見す逃すわけにはいかないのだ。

 

というわけで、提案に乗ることにした。

淡い期待は禁物とくぎを刺されたにも関わらず。

 

 

 

さてさて、陣営を組み立てねば。

珍獣“東大女子”をお好みなら、中でも珍しいロリータさんなどお連れしようか。

 

そもそも女性の友人が少ない上に減りつつある独身者。

合コンの陣営を組み立てるのも一苦労である。