まず、同僚の結婚の経緯に誤りがあったため、この場で訂正したい。

 

年始の投稿では、1年前に別の交際相手がいたと記したが、これは誤りであった。

1年前に交際を開始したのは、今回結婚に至った後輩くん。

座席が背中合わせというあまりに近い距離であったため、カモフラージュのために曖昧な情報を流したようだ。

 

訂正してお詫び申し上げます。

 

 

 

それでは、女子会での学びをご報告。

 

 

 

34歳の同僚女性Aさんは、高校卒業後渡米し、学生生活と社会人数年を、米国で過ごしたお方である。

数年前に日本に帰国し、筆者の勤務先に入社。

 

帰国後は婚活アプリや友達の紹介などを駆使しして、出会いの機会を得ていた。

途中、交際相手がいる期間もあったが、容姿も性格も、全て彼女の要求を満足していなかった。

 

最終的に、27歳、某私立大学ミスター候補のイケメンとゴールインされた。

 

 

 

Aさんの恋愛における振る舞いを要約すると「探さない、待つの」

 

来る者拒まず去る者追わず。

 

来る者であれば、どんな男性に対しても、“おもてなし”の心を忘れない。

 

27歳の結婚相手も、自らAさんの元を訪れたそうだ。

訪れた彼に、“おもてなし”。

気のある素振りは見せつつ、捕らえにはいかない。

 

花としての香りと美しさでミツバチを虜にしたのだ。

 

「花は自分からミツバチを探しに行きますか?・・・・・探さない、待つのピンクハート

 

ブルゾンちえみ並みのいい女っぷり。

 

 

 

香りも美しさもない筆者には真似できないとして、その他の違いを分析してみた。

筆者がこのAさんと決定的に違うと感じたのは、以下2点である。

 

①視野の広さ

②アンテナの感度

 

 

 

①視野の広さ

 

以前の投稿でも触れたが、Aさんの恋愛・結婚の対象となる男性の範囲は広い。

学歴にも年齢にも制限を設けない。

 

横軸を年齢、縦軸を学歴(大学水準)に、図示してみた。

 

 

聞く限り対象年齢の幅は筆者の3倍

学歴の幅も3倍と仮定すると、その面積の差は9倍である。

 

筆者の場合、喫煙の嗜好等で虫食い状に穴が開くため、さらに面積が縮小する。

ちなみに、Aさんの結婚相手は喫煙者。

 

 

 

奥行き方向についても考えてみる。

 

Aさんは、背中合わせに席を並べる、かなり近距離の方と結婚した。

一方の筆者は、近距離が目に入らない。

 

婚活を始めた頃、10年来の友人にこんなことを言われたことがある。

 

友人「お前がなんでモテないのかはわかんないけど、俺が眼中にないことだけは、よくわかる。」

 

親友というか、腐れ縁というか、学生時代はとにかくいつも一緒にいた男友達。

写真が趣味だったその友人は、よく筆者の横顔をカメラにおさめていた。

確かに、筆者は彼を見ていなかったのかもしれない。

 

つまり、筆者は近距離が見えていない。老眼。

奥行き方向の差は2倍程度だろうか。

 

 

 

これらを総合し、三次元の範囲で考えると、筆者はAさんの視野の約5%しか見えていなかったことになる。

 

 

 

 

狭すぎる視野。

 

 

 

視野の広さは、見る側にとっての問題だけではない。

男性が“見られていること”すなわち自分が恋愛対象であることを意識するか否か、これを左右する。

 

男性は、“見られていないこと”を自覚しつつ女性に近づくほど、愚かな生き物ではない。

 

 

 

 

②アンテナの感度

 

Aさんは女性としてのアンテナの感度がとても高い。

 

Aさん「〇〇くんが、こんなことしてくれたの!こんな風に扱われたら、ほろっといっちゃうよねー。ずるい!」

Aさん「△△さんたら、こんなこと言うのよ!こんな男、絶対に付き合いたくない!!」

 

仕事における同僚男性の振る舞いを、恋愛を念頭において評価している。

 

筆者は、仕事の場面での男性とのやり取りにおいて、このような感情を抱くことはない。

協働する上での良し悪しはあれど、恋愛という視点で評価したことなどなかった。

 

 

 

これは、ひとえに、女性としてのアンテナの感度の差だと思う。

Aさんは、常に女性としてのアンテナが、男性の振る舞いを感知し、分析・評価している。

一方の筆者のアンテナは、全く機能していない。

 

 

 

 

視野狭窄に老眼、アンテナ感度の低下。

かなり大規模な修理が必要かもしれない。