友人の紹介に限らず、他のチャンネルも模索中。
やけくそ婚活ザッピング。
 
 
 
これまで今ひとつ勇気の出なかった婚活パーティーにも挑戦してみた。
結論から言うと、かなり面白い。
 
 
 
初参加で得た学びは以下。
 
⚫︎百聞は一見に如かず
データや文字のコミュニケーションよりも、対面の会話の方が、得られる情報量が多い。
面接から始まることで、書類選考では漏れる者も拾い上げられる可能性がある。
 
⚫︎婚活女性は妥協しない
同世代の婚活女性の選考基準は、明確かつ厳格。
そう簡単に妥協などしないようだ。
 
 
 
 
全ては上記2点に集約されるが、初めてゆえ、事細かにお伝えしたい。
 
 
 
 
筆者が参加したのは、最大手の主催会社であるエクシオのパーティー。
 
男性参加条件:国公立大学又は医学部及び歯学部卒業など一流大学を卒業の方(プロフィールカードに出身大学・学部の記入必須)
 
という高学歴男性を謳ったパーティーである。
形式は個室タイプ。
 
 
 
男性参加者は6名。
女性は1人欠員があったため、5名。
 
一周まわった時点で、開始から1.5hが経過していたことから、持ち時間は1人10分強。
 
仕組みについてはあちこちで解説されているので、筆者は一人一人振り返ってみる。
 
 
 
 
①年下東大理系男子
1人目は、開始前に同じブースで黙々とプロフィールカードを書いていたお方。
 
よーいどん!でご挨拶。
 
カード記入中、冴えないくんのオーラを感じていたが、顔を上げると、冴えなくない。
むしろ黒縁メガネがおしゃれ。
 
しかし、若い。
若すぎる。
なんと26歳。
 
 
 
筆者「お若いですねアセアセ若いのにどうしてまたこんなところに・・・」
 
①氏「男性ばかりの職場なので、出会いがないんですよ。物は試しだと思って来てみました!」
 
 
 
偶然にも同じ大学、専攻が似ていたこともあり、会話は弾む。
 
半官半民のお堅い勤め先。
穏やかでおごりがない。
育ちの良さを感じる。
それでいて、コミュニケーションや容姿にも難がない。
 
筆者が6歳若ければ…
 
 
 
②ただのおっさんサラリーマン
2人目は、38歳という年齢に相応しく、くたびれたサラリーマン。
唯一スーツで参加である。
 
 
 
プロフィールの学歴欄に目をやると、“大卒”。
 
いやいや、あなた参加条件ご覧になりました?
出身大学および学部記載するのが義務ですよ。
 
 
 
②氏「いやー、男は年収書かされるんだよねー。書きたくないんだけどねー。」
 
筆者が年収を確認したと勘違いしたようだ。
 
出張でマイル貯めたからラウンジに入れるだとか、
コナミスポーツのハイクラスのジムに入ってるとか、
微妙な自慢を繰り広げる。

 

ライザップで絞って、自力でファーストクラスに乗って、大学名書けるようになったらお越しください。

 

 

 

③自由な東大同い年

3人目も東大生。

参加者の1/3が東大生とは、なかなかの比率である。

 

 

 

座るなりよく喋る。

ちょっと挙動不審。

見慣れた東大生の一派という印象である。

 

 

 

馴れ馴れしく、自由に己の恋愛観などを語る③氏。

あまり筆者から情報を出したつもりはないが、何か気に入られたらしい。

 

③氏「あられさんおもしろいね!今日はもうやる気失せてたけど、来てよかった!!

 

③氏「おれ、ユーモアはあると思うよ(筆者の記載した“好きなタイプ”)。というわけで、ほんとよろしくね。」

 

と言って去って行った。

 

 

 

④勘弁してくれ46歳

次に回ってきたのは、見るからにおじさん。

年齢を確認すると46歳。

京大卒。確かに高学歴だが…この年齢層は想定外。

 

 

 

話し方からは婚活パーティー慣れが感じられる。

何年通っているのだろう。

 

 

 

④氏「ピアノやってるんですね。僕、ピアノ弾ける人すぐわかるんですよ。腕見せてくれます?」

 

筆者「え?」

腕まくり。

 

④氏「ほら、ここの筋肉が張ってるんですよー。」

筆者の右腕を撫でる。

 

 

 

ギャーハッ

トリハダ。

 

 

 

さらに、面接中にLINEのIDをメモ書きされる。

 

気持ち悪すぎる。

年齢がすでに罪なのに、さらに罪を重ねるおじさん。

 

お引き取りください。

 

 

 

⑤フェミニン大学教員

36歳、名古屋大学大学院博士課程修了、都内で大学教員(役職不明)。

年齢、学歴、職業、すべて申し分ない。

 

 

 

しかし、話すのは得意そうではない。

伏し目がちに、はにかみながら、どこか女性っぽく話す。

 

きっと昔ヴィジュアル系が好きだったのだろう。

縮毛矯正をかけたやや長めのストレートヘアに、細い眉。

シャツからジャケット、靴に至るまで全身黒。

 

 

 

根掘り葉掘り、懸命に質問したが、一つも覚えていない。

10分がとても長く感じられた。

 

 

 

⑥スーパーマイルド草野球マン

38歳、福島大学、卸売業、週末は草野球。

容姿も服装も至って普通。

 

 

 

尖った要素は一つもない。

スーパーマイルド。

 

というか、福島大学って高学歴に分類されるの?

と思ったが、参加条件は国公立大学なので確かに要件は満たしている。

 

 

 

⑥氏のお仕事やお酒の話などして、無難にこなした。

 

⑥氏がマイルドだったこともあるが、初めまして6回転、1時間超。

すでにこの頃には集中力が切れていた。

 

 

 

 

終了の合図で会話をやめる。

はぁ、疲れた。

 

 

 

一人一人回想していたら長くなってしまった。

続きは後編にて。