海外勢の株売り越し、ブラックマンデー以来の大きさ3月第2週 | ジジイのブログ

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東京証券取引所が20日発表した3月第2週(10~14日)の投資部門別株式売買動向(東京・名古屋2市場、1部、2部と新興企業向け市場合計)によると、海外投資家(外国人)の売越額は9752億円だった。売越額は1987年10月第3週(19~24日)の1兆1220億円以来、約26年ぶりの大きさで歴代2番目。87年10月19日は世界的な株の大暴落が起こったブラックマンデー。米ダウ工業株30種平均は前週末比507ドル(23%)安となり、翌20日に日経平均は3836円(15%)下落した。

 今年3月2週の日経平均は946円(6%)安と東日本大震災直後以来の下げ幅を記録した。ウクライナ情勢や中国景気への懸念の高まりに加え、11日に日銀の黒田総裁が金融政策決定会合後の記者会見で追加金融緩和について「現時点では必要ない」と述べ、市場の一部であった追加金融緩和期待が後退。海外投資家の売りが膨らんだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕