食べ物紀行(駅弁)


 喜多方市へ行く新幹線車中で食べた「日本ばし大増」製「松茸ごはん弁当」1500円。
 匂い松茸味しめじ、とはよく聞くフレーズだが、拙者松茸の香りをどうも感じ取れないらしく、何をもって松茸の香りなのかが分からない。永谷園の松茸のお吸い物もしかり。ルッコラとかも同僚の多数が部屋に漂う香りで判別がつくのに、拙者はルッコラそのものに鼻を近づけてやっと判る。匂いに鈍感なのか、慢性鼻炎と医者に云われたからなのか分からないが、おそらく平均的に云うと微細な香りだとセンサーが反応出来ないのだろう。
 味と香りは一体の物なので、拙者の味覚に関してはその辺りを念頭に置いて読んで欲しい。
 さて「松茸ごはん弁当」。
 高級な幕の内弁当だよね。
 鮭がニシンになったり、肉が付いたりして豪勢に感じる。
 松茸かどうかは別にして、味ごはん美味し。
 日本酒でおかずをツマミながら、〆にご飯を食べるのが良いのではなかろうか、流石に始発の新幹線からお酒とはいかないのが残念。