2015冬コミ2日目
今回特筆すべきは「艦これ」であろう。ケータイなんだかスマホなんだか、ともかくニンテンドーとかSONYとかの既成ゲームとは異なる派生をしたゲームが男性同人作家魂を歓喜(喚起)させたらしい。前回までは同人ゲームから派生「東方」が一世を風靡していたのだが、東方陣営の衰退は目蔽おうばかりだ。まあ己が面白いと思った作品を手がけるのがパロディ系の主流なので、ゲームのオセロの様に毎回色が変わるのがコミケの面白い所でもある。コミケは夏と冬の年2回。ちなみに昨今のアニメの新番組放送は年4期あり、何が次回のコミケでブームになるかは全く予測が立たない。しかもそれに東方や艦これみたいにゲームまで参入してくるとなると、何が旬なのか先取りするのは不可能である。更に同人誌即売会の土台となっている印刷所の簡易製本が、コンピュータと印刷技術の進歩により原稿提出から納品まで一週間なんて当たり前、料金を加算すれば三日とか二日とか聞くけどホンとかね? 少数部数であれば複写機を使ったコピー本なら30年前から、当日のコンビニを使って会場内で折ってホチキス止めてなど、今もって良く見かける光景だ。今や自宅でパソコンとプリンターを使えばフルカラーで出来てしまうから、大量でなければ印刷所いらずである。
マンガであれ小説であれ、データとして捉えるならば、CDーRやDVD-Rと云った媒体でやり取りした方が様々なコストがかからず便利なのであるが、ここまでパソコンやら携帯やらが普及しているにもかかわらず、見た目何らかのデータでやりとりしているようには見えない。カタログですらROM化やネット上での公開をして、各ブースを巡り熱心に買い物をしている連中はスマホやタブレット、はたまたタソコンプリンターから打ち出した自作マップを片手にしていると云うのにだ。単に過渡期にあるのか、それとも紙媒体に勝る表現媒体は未だ発明されていないのか。同人誌の大半は活字であれ絵であれ、道具としてパソコンが何らかの形で導入されているのにもかかわらずである。今後誰かが推察してくれると面白い。因みに今述べていたのは男性陣営の同人誌の話である。コミケの過半数は女性と云って良いので、あくまで男性向けでのメジャー作論であることをお断りしておく。
さてそんな中で入手した同人誌を自慢しよう。実は夏コミで発行されたらしいのだが、入手したのは今回である。
「合身戦隊メカンダーロボ テクニカル大戦略」~TVエピソード全話解説と全作戦行動の徹底解析!~ 共闘三世社/企画・発行 岬龍飛/著 20140815/発行日 B5版64p(表紙込)
昔々昭和の時代にメカンダーロボっていうアニメがあってなぁ…。
昭和の人には懐かしい。いや懐かしいなんて云ったら、あなた、歳がバレますがな。
今更メカンダーロボに興味を持ったり、映像を見返そうなんて思うのは、リアルタイムで見た世代の人か、ロボットアニメに執念を燃やしているか研究をしている人しかありえんですな。
拙者も実はリアルタイム世代で、拙者の地方では確か土曜日の15時頃に放送していたのではなかろうか。あまりにも中途半端な時間帯で、なかなか見るに見られんかった。再放送の記憶も無いし。ともかくラストに巨大なきのこ雲が浮んでいたのだけは憶えている。
ロボットアニメは基本日露戦争の成功体験を基本とし、長躯侵攻してくる敵を水際で叩く展開であると云うのが持論なのだが、このメカンダーロボは占領から始まる。宇宙人の攻撃で敗北間近の地球軍は反抗作戦を開始し、日本を拠点に敵が占領している北米に逆侵攻して勝つ。まあ出来の悪い架空戦記マンマなのだが、これについては著者岬龍飛の考察が述べられている。
何がメカンダーロボが凄いかと云うと、テレビ放送の途中でメインスポンサーのブルマーク(ソフトビニール製のウルトラマン怪獣で大ブーム)が倒産する事態となりながらも、既存部分の再編集でラストまで持って行く、本作中のストーリーよりもぶっ飛んだ現実を乗り越えた作品なのである。事実は小説よりも奇なり、を地で行くような展開だ。
そんなわけで、映像作品の裏を知って見ると、面白そうな作品なのであるが、それは大人の目とか21世紀的視点で見るから面白いのであって、普通にTVアニメとして見たのでは面白いと云う声は上がらんよね。しかし、本書を読むと俄然映像を見たくなるのだから、著者の筆圧の高さがわかると云うもの。
メカンダーロボを知っている人にはオススメ、そして70年代のロボットを楽しめる人にもオススメの同人資料。
他にも自慢する本があったのだが、長々と書いてしまったので、後日!
今回特筆すべきは「艦これ」であろう。ケータイなんだかスマホなんだか、ともかくニンテンドーとかSONYとかの既成ゲームとは異なる派生をしたゲームが男性同人作家魂を歓喜(喚起)させたらしい。前回までは同人ゲームから派生「東方」が一世を風靡していたのだが、東方陣営の衰退は目蔽おうばかりだ。まあ己が面白いと思った作品を手がけるのがパロディ系の主流なので、ゲームのオセロの様に毎回色が変わるのがコミケの面白い所でもある。コミケは夏と冬の年2回。ちなみに昨今のアニメの新番組放送は年4期あり、何が次回のコミケでブームになるかは全く予測が立たない。しかもそれに東方や艦これみたいにゲームまで参入してくるとなると、何が旬なのか先取りするのは不可能である。更に同人誌即売会の土台となっている印刷所の簡易製本が、コンピュータと印刷技術の進歩により原稿提出から納品まで一週間なんて当たり前、料金を加算すれば三日とか二日とか聞くけどホンとかね? 少数部数であれば複写機を使ったコピー本なら30年前から、当日のコンビニを使って会場内で折ってホチキス止めてなど、今もって良く見かける光景だ。今や自宅でパソコンとプリンターを使えばフルカラーで出来てしまうから、大量でなければ印刷所いらずである。
マンガであれ小説であれ、データとして捉えるならば、CDーRやDVD-Rと云った媒体でやり取りした方が様々なコストがかからず便利なのであるが、ここまでパソコンやら携帯やらが普及しているにもかかわらず、見た目何らかのデータでやりとりしているようには見えない。カタログですらROM化やネット上での公開をして、各ブースを巡り熱心に買い物をしている連中はスマホやタブレット、はたまたタソコンプリンターから打ち出した自作マップを片手にしていると云うのにだ。単に過渡期にあるのか、それとも紙媒体に勝る表現媒体は未だ発明されていないのか。同人誌の大半は活字であれ絵であれ、道具としてパソコンが何らかの形で導入されているのにもかかわらずである。今後誰かが推察してくれると面白い。因みに今述べていたのは男性陣営の同人誌の話である。コミケの過半数は女性と云って良いので、あくまで男性向けでのメジャー作論であることをお断りしておく。
さてそんな中で入手した同人誌を自慢しよう。実は夏コミで発行されたらしいのだが、入手したのは今回である。「合身戦隊メカンダーロボ テクニカル大戦略」~TVエピソード全話解説と全作戦行動の徹底解析!~ 共闘三世社/企画・発行 岬龍飛/著 20140815/発行日 B5版64p(表紙込)
昔々昭和の時代にメカンダーロボっていうアニメがあってなぁ…。
昭和の人には懐かしい。いや懐かしいなんて云ったら、あなた、歳がバレますがな。
今更メカンダーロボに興味を持ったり、映像を見返そうなんて思うのは、リアルタイムで見た世代の人か、ロボットアニメに執念を燃やしているか研究をしている人しかありえんですな。
拙者も実はリアルタイム世代で、拙者の地方では確か土曜日の15時頃に放送していたのではなかろうか。あまりにも中途半端な時間帯で、なかなか見るに見られんかった。再放送の記憶も無いし。ともかくラストに巨大なきのこ雲が浮んでいたのだけは憶えている。
ロボットアニメは基本日露戦争の成功体験を基本とし、長躯侵攻してくる敵を水際で叩く展開であると云うのが持論なのだが、このメカンダーロボは占領から始まる。宇宙人の攻撃で敗北間近の地球軍は反抗作戦を開始し、日本を拠点に敵が占領している北米に逆侵攻して勝つ。まあ出来の悪い架空戦記マンマなのだが、これについては著者岬龍飛の考察が述べられている。
何がメカンダーロボが凄いかと云うと、テレビ放送の途中でメインスポンサーのブルマーク(ソフトビニール製のウルトラマン怪獣で大ブーム)が倒産する事態となりながらも、既存部分の再編集でラストまで持って行く、本作中のストーリーよりもぶっ飛んだ現実を乗り越えた作品なのである。事実は小説よりも奇なり、を地で行くような展開だ。
そんなわけで、映像作品の裏を知って見ると、面白そうな作品なのであるが、それは大人の目とか21世紀的視点で見るから面白いのであって、普通にTVアニメとして見たのでは面白いと云う声は上がらんよね。しかし、本書を読むと俄然映像を見たくなるのだから、著者の筆圧の高さがわかると云うもの。
メカンダーロボを知っている人にはオススメ、そして70年代のロボットを楽しめる人にもオススメの同人資料。
他にも自慢する本があったのだが、長々と書いてしまったので、後日!