甘詰留太はもう一つペンネームを持っていて18禁の漫画家としての顔を持っています。脚本や演出がしっかりしていてマンガとして面白い分、エロにパワーが無くて（いえ普通に充分濡れ場ですが）青年誌等表街道で仕事をすれば売れるのでは、と考えていました。白泉社のヤングアニマル系に短編が掲載されるようになり、今や連載もヤングアニマル嵐やヤングアニマル本誌に持ち売れっ子への坂を駆け上っていて、これまた嬉しいやら悲しいやら。やっぱりコミケのサークル参加していたので文章中心の本や単行本未掲載の作品を同人誌化していたものを気付いた限り買い集めていました。
白泉社採用のいきさつはこの本の後に編集者のエッセイなんぞが載っていますので、そちらをお読みください。
この短編集にはエッチな小冊子が付録されています。でも先日古本屋に並んでいるものを見たら欠けていました。もし古書で入手する場合はご注意ください。短編集に収録されている作品はヤングアニマルに掲載された恋物語の作品です。
まんが専門書店とらのあなでは発売当初表紙カバー絵柄のA5版ポスターも付いていました。