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 樹なつみ/著 白泉社 
 深夜TVで獣王星放送中。先日第二話を見ました。樹なつみの絵ではありませんでしたが、アニメとしての出来は良く、続きがとても気になりました。
 
 そういえば数年前にA5版全五巻を古本屋で買ってから一度もページを開かずさてどうしたものか。

 気になって明日仕事にも関わらず深夜本を発掘しました。

 アニメ第二話でほぼ第一巻分でした。マンガと比較してもアニメの脚本は良く練られていて、よくぞこれだけ巧く話をまとめたと思います。

 地球の植民惑星でエリートとして育てられていた双子の少年が両親を殺され流刑星に送られてしまいます。これが導入。この後話がどんでん返って、坂を転がる雪球のように膨らみます。
 意外と少女マンガのカテゴリーの方がSFと親和性が高いのかもしれません。少年漫画だとどうしてもアクションが主体になってしまうか、キャラクターに寄りかかってしまうのでしょう。
 獣王星のマンガが面白くて結局一きに読み上げてしまいました。
 次の日の体が辛かったのは自業自得といふべきか。