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 防衛庁とNHKが制作した自衛隊の国際平和協力業務広報DVD。ある意味日本国内最強。
 主要公立図書館にて視聴もしくは借受ることができます。
 とある本を読んでいたら、モンゴル人民共和国の国家予算の半分は日本のODAから出ているとか。自慢するようなことではないけど、大半の日本人が知らないっていうのも何か問題があるような気がします。
 私は学校教育で、日本は面積が小さく資源も乏しい国だと教えられました。
 しかし、日本以上に面積が大きく資源が豊富な国は大陸国家ばかりで、軍事予算の金額だけで見れば世界第2位、世界3大経済極(USA・EU・日本)の唯一の島国家。人口は一億を超え、先進国唯一の有色人種国家であり非キリスト教国でありながら国民の99%が読み書き計算が出来てしまう。エチオピア皇帝が退位したため現存する家系最長のエンペラーが国家元首。
 こんな国は他に類例がないでしょう。それだけに他の国々に与える影響は大きく、恐らく我々日本人が考えている以上に世界に対する権利も義務も負わされているのではないでしょうか。
 ちょっと空想してみて、日本が世界地図のどこにあるか知らないけど平和でそこそこの生活を営む若者を仮定してみましょう。最近韓国や中国製品が増えてきたとは言え、部屋の中の電気製品を見てみればSONY、サンヨー、シャープ、パナソニック、NEC、ヒタチ、東芝。近所の車はトヨタ、ニッサン、ホンダ、バイクはカワサキ、ヤマハ。TV番組のアニメの大半がメイド・イン・ジャパン。サムライ、ゲイシャ、ハラキリ、ニンジャで100年前にはロシア帝国を打ち破り、60年前にはドイツが滅んだ後世界を相手にカミカゼをした戦闘国家にして当時のエンペラーは退位も廃止もされず現存し、ボロ負けしたはずなのにUSA以外で世界に工業製品とアニメ・マンガを垂れ流す、この不思議国家ニッポンって何?て思いませんか。
 なんなんでしょうね。
 別に世界の国々と日本について考えようなんてことは言いません。本当に考え始めたら精神病の一種です。人は所詮等身大のことしか出来ません。でも、折角自分で行って見ることの出来ないことも、ほんの一部分ながら知識を得ることが出来るのはとても重要ではないかと思うしだいで、喜怒哀楽のフィクション映画を楽しむのも結構ですが、自衛隊のプロパガンダではあってもドキュメント映像を見るのもよろしいのではないでしょうか。