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 時は2055年、書割の未来がそこに!
 タイム・パラドックスの話です。因果応報ネタといいましょうか、でも本来の因果は必ずしも時間軸上の因と果が並んでいるわけではないそうです。果が先にあらわれる場合もありうる、と聞いたことがあります。
 映画のストーリーは、タイムトラベルで過去の些細な出来事が未来に重大な結果を生じてしまうわけですが、ところで「アフターマン」って昔話題になった図書はご存知ですか?最近復刊されました。遠い未来に烏賊から進化した巨大鳥とか絵と文章でそれらしく書かれたSF(サイエンス・フィクションと言うよりサイエンス・ファンタジー)本でした。そのアフターマン達が主人公を襲い、仲間が一人また一人と欠けていく壮絶なクエストでしたが、最後のオチってこれでいいの?まあ、ハッピー・エンドだから良しとしようか。
 この映画の場合、見ていない人にオチを語ってしまっては見る価値が激減してしまうので、なんとも歯切れの悪い書き方しかできません。でもチャイナ・シンドロームもジュラシック・パークもストーリー展開の骨格は同じなんですけどね。
 で次から次ぎへ主人公に難問が降りかかってくるので見ていて飽きませんでした。後ろのアベックがひっきりなしにこれはどういう事か、何がどうしてこうなったかと会話していたのでつまらない映画ではなさそうです。
 「原始少年リュウ」とか「いばらの王」とか、これなら充分実写映画化可能ではないでしょうか?映画化希望。