箱入りです。
第一話が月刊コミックビームに掲載されたのが１９９９年９月号、２００６年３月末にやっと単行本が発売され完結。長かった。月刊コミックビームが当時はアスキー出版の頃ではないでしょうか。
体感型ネットゲームを舞台に描かれる青春群像。ブレイクエイジ本伝で主人公の先輩役且物語を進行させるトリックスター役のキャラクターとその教え子を軸に展開する物語。作者の都合によりコミックビーム２０００年３月号にて休載。第一話でゲームの筐体に搭乗する際フロッピーデイスクの挿入をしています。今ではフロッピーディスクを売っている店を探す程なのに。
作者の都合により休んで、運良く復活したとしても大抵の場合マンガの線が死んでいますが、馬頭ちーめいの場合恐らく本人の都合であっても、本人の精神的肉体的問題ではなかったのであろうと思われる描き下ろし部分です。六年のブランクがあるのに絵柄が変っていないのも驚異。もしかしたら休載時に殆ど仕上げていたのではと思えます。でもそれだと外伝中に描かれている伏線が解かれていないのにも気になりますが、さてはて。
ブレイクエイジは小説もマンガ版とは別に展開していました。私は殆ど買っておいたはずですが、読途中で放り出し家の何所かに埋もれてしまいました。発掘するより本屋で再購入した方が労力と費用が安くあがりそう。
４月にはオフィシャルワークスも発売されるとか。いまさらなー。