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 散歩のついでに須賀川市に寄ってみました。
 須賀川市は福島県の中央に位置し、北に郡山、南に白河市があります。戦国時代伊達正宗に全滅させられた二階堂氏の本拠地であり、江戸時代には宿場町として発展し、松尾芭蕉が奥の細道で長逗留したとして有名です。がちょーんやもちけんメンバーには特撮監督円谷英二の出身地として有名です。

 JR須賀川駅(写真参照)を降りますと(実は車で出かけてます)駅前には何もありません。古い城下町にありがちな町の中心街と駅がかなり離れている都市構造になっています。

 歩くこと十分以上。いいかげん疲れてきたので喫茶店に入ることにしました。駅から歩いて一番最初の目に付いた「香留矛」(かるむ、写真参照)に入りました。土蔵をそのまま喫茶店にしており、落ち着いた雰囲気で、コーヒーも旨く、とても良い見つけ物をしました。

 須賀川市中心の商店街は土曜日の昼だというのに人通りはまったく無く、お年寄りと時たま小学生や中学生が通るくらいで、他人事ながらこのままでいいのか!と思ってしまうほど寂れていました。須賀川唯一の百貨店だった赤トリヰも潰れています。国道四号沿いに郊外型店舗が軒を連ね駐車場は満杯なのが対照的でした。その松明通りは電線が全て地中化されており、その配電盤等に円谷特撮の怪獣がデザインされています(写真参照)。鳥取の境港に水木しげるの妖怪ブロンズ像が展示され観光客を集めているのですから、円谷特撮で観光誘致がもっと出来ると思うのですが、恐らくそんな事を考えられる人材は都会へ出て行ってしまうのでしょうね。

 さて都市部を離れ国道118号を福島空港へ突き抜けて行くと途中に「ふくしま森の科学体験センター」通称「ムシテックワールド」(写真参照)がありました。入館料大人400円。
 頭上から巨大クモが襲い掛かってきた!(写真参照)
 昆虫をテーマにした体験型展示コーナーやフライトシュミレーション、土日や春夏冬休みに子供向けの工作教室等もあり子供を連れて遊ぶにはもってこいの場所です。無論知識欲旺盛な大人にも楽しめます。人生は一生勉強だ。かく言う私も充分楽しんでまいりました。昼時のみの営業ですが館内にレストランもあります。車であれば近くに福島空港もあるので、空港内で食事をするのも、また庭が広く散策出来るようになっているので、お弁当を広げるのも良いでしょう。
 かくれたお楽しみスポットとしてお勧め。