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 朝新聞を読むまで上映中だったと知りませんでした。前にも書きましたがZガンダムのTV本放送当時後半興味が失せたので見ていませんでした。これを見てエマ、カツ、レコア、サラ、シロッコ等の結末を知ることができましたが、ヤザンや井上和彦(もう名前を忘れた)が何しに出てきたのか、Zの中での役割ってなんだったのかやっぱりわかりません。
 無駄死にするため?
 確かにカミーユのラストは変わりました。でもこの程度で新訳と銘打つほど愕けるラストなんでしょうか。TV版の主人公が別の世界に魂を持っていかれた方が衝撃的でした(本放送当時は直視していませんが)。折角新訳と名付けるなら、さらば宇宙戦艦ヤマトとヤマト2くらい中身を入れ替えても良かったのでは。
 人の命でロボットが強くなれるなら玉砕した方が勝てる理屈になりませんか。
 旧作パートがかなり目立ちました。新しく作る時間と金がなかったのか、その口実のために使いまわしをしたのかわかりませんが、冨野監督どうしてしまったのか。元々そうなのかもしれませんけど。
 否定的な読み取れる書き方になってしまいましたが、内容的にはエウーゴ、ティターンズ、ネオジオンとシャアの立場が理解しやすいようになっていたと思います。無駄な部分を削ぎ落としてストーリーがすっきりしたのかも。ファースト・ガンダムでは劇場版で削られた部分に人間ドラマが描かれていて劇場版とTV版の差別化がなされておもしろかったのですが。
 セイラさんの声も聞けたし。ガンダムTheオリジンのアニメ版が作られるとしたら井上遥さんじゃない声になっているのかと思うと今から残念。
 すいませんね、あまりにもガンダムには思いいれが多すぎてしまい、何か褒めようとしてもどうしても言葉が出てきませんでした。これで絵だけでも全部作り変えていてくれれば印象がだいぶ変ったと思います。
 今回駅前のシネコンへ行って来ました。駅から続くコンコース上で三歳くらいの女の子がドラエもんのポスターの前で「ドラエもん!」と声を上げて両親へアピールするんですが、30くらいのお父さんは「おっZガンダムじゃん」と奥さんと子供を無視してガンダムのポスターに見入っていました。のび太の恐竜のリアル世代とも重なっているのでは、それともちょっとのび太の恐竜は古かったのでしょうか。

以下yahooより引用
解説: 原作者・総監督の富野由悠季が、新時代に向けて内容を一新したZガンダム劇場版3部作の最終章。ティターンズ対エゥーゴの内戦や、旧ジオン軍の残党らによる複数勢力の激しい乱戦が、さらなる技術的進化を遂げたデジタル技術によってダイナミックに一体化し、スピード感あふれる演出でスクリーンに映し出されていく。第1部からテーマ曲を手がけてきたGacktの新曲や、衝撃のクライマックスがフィナーレを盛り上げる。
ストーリー: 宇宙世紀0087年。連邦軍のエリート組織ティターンズと反地球連邦組織エゥーゴの内戦が激化する一方、クワトロ(シャア)、シロッコ、ジオン軍残党の指導者ハマーン・カーンらの対立によって戦局は混迷を極めていた。(FLiX)
製作年度 2006年
製作国・地域 日本
上映時間 99分
監督 -
製作総指揮 -
原作 富野由悠季
脚本 富野由悠季
音楽 三枝成彰
出演もしくは声の出演 飛田展男 、池田秀一 、榊原良子 、島田敏 、鈴置洋孝