片山憲太郎/著 集英社/刊 20051230第1刷619円 集英社スーパーダッシュ文庫 山本ヤマト/イラスト
これぞ少年マンガ的王道の ボーイ・ミーツ・ガール な物語。人間の暗部をとても身近に描写しながらも、主要人物達の健全さに助けられ読後までスッキリと楽しめました。これがちょっとでも腕の悪い作家になると後味が悪い作品になってしまうのでしょうが、デビューシリーズの「電波的な彼女」三作品も含め良い意味での勧善懲悪なエンタテイメントと云えるでしょう。
紅だけで独立した作品となっていますが、電波的な彼女と同名のキャラクターが何人か登場します。でも作中世界観が違うような感じもするので、単純に同一世界での話しと言い切っていいものかどうか。これもまた伏線となり、二人の主人公から語られる世界がより作品を深く描かれることを切に願います。
しかしどちらも天地無用のように、主人公の少年の回りを才色兼備な美女美少女が取り巻いているって云うのは、21世紀初頭のライトノベルとしてありきたりって云うか、世の中そんなのを喜ぶ連中しかいないって云うのか、いいんでしょうかこんなので?
これぞ少年マンガ的王道の ボーイ・ミーツ・ガール な物語。人間の暗部をとても身近に描写しながらも、主要人物達の健全さに助けられ読後までスッキリと楽しめました。これがちょっとでも腕の悪い作家になると後味が悪い作品になってしまうのでしょうが、デビューシリーズの「電波的な彼女」三作品も含め良い意味での勧善懲悪なエンタテイメントと云えるでしょう。
紅だけで独立した作品となっていますが、電波的な彼女と同名のキャラクターが何人か登場します。でも作中世界観が違うような感じもするので、単純に同一世界での話しと言い切っていいものかどうか。これもまた伏線となり、二人の主人公から語られる世界がより作品を深く描かれることを切に願います。
しかしどちらも天地無用のように、主人公の少年の回りを才色兼備な美女美少女が取り巻いているって云うのは、21世紀初頭のライトノベルとしてありきたりって云うか、世の中そんなのを喜ぶ連中しかいないって云うのか、いいんでしょうかこんなので?