面白れーっ!
車を持っていたら、このまま群馬に走って行ったことでしょう。
ちなみに原作は読んでません。
日本人じゃない人が作った映画だからこそ、日本という国の上澄みだけをすくったような感じですね。
これがもし全編日本人が作っていたら日本人の泥臭い部分まで画面に映りこむことでしょう。その仕草とか思わせぶりから個々のキャラクターの家庭背景とか人生とか。それが良いときもあれば悪い時もあります。今回の場合はとても良い方に作用しました。
ブラックレインと云いワサビと云い日本で撮影していても日本に見えない風景と日本人とは、われわれとは異なる視点で見ている「日本」ということでしょうか。
親子の情と相克有り、恋有り、努力、友情、勝利有り。そして青春のほろ苦い挫折有り。
映画って本当に面白いですね。