その頃

 中学校では晃が

 いなくなったので

 騒ぎになった。
「晃は救急車に

 乗ってなかった?

 誰も晃を

 見てないのか?!」
 担任は龍の

 運ばれた病院に

 付いて行っていて

 不在だが他の教師が

 クラスを兼任して
 生徒たちは

 自習させられている。

 先生が二クラスを

 行き来して

 教室にいない晃は

 てっきり殴った龍に

 付き添って

 病院に行ってると

 思い込んでいたので

 驚いていた。

 晃の仲良しグループの

 少年たちは晃に

 逃げろと言ったが

 どこに逃げたか

 知らない。
 ちなみに

 晃だけでなく

 麻友もいないのだが、

 麻友の方は事件に

 無関係だし
 そもそも

 登校していないと

 思われていて

 お休み扱いだ。
 担任は今精神的に

 不安定な晃の不明を

 重くとらえて

 施設に戻ったかどうか

 電話した。
 施設の職員さんは

 晃が龍を殴って

 酷いけがを

 負わせたと言うので

 一人が病院に
 向かっていて

 そこで龍が

 起きるのを待っていた。
 龍は出血のわりに

 晃が想像していたより 

 怪我は酷くなかった。
 青あざだらけで、

 倒れた時

 地面の石で切った

 後頭部には

 治療を終えて

 白い包帯が
 巻かれて痛々しいが、

 目を覚ました龍は

 それより自分が

 病院に運ばれた事、
 担任と施設の女性の

 先生が立ち会って

 いる事で大ごとに

 なったのかと

 心配になった。

 

 

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