晃は項垂れている
保健医に
とびついて肩を
揺すった。
揺さぶられて
先生の長い髪が
肩から落ちて
顔を隠していく。
「先生起きて!
目を覚ましてよ!」
肩を揺さぶっても
先生の反応はないが、
体を揺さぶられて
また腕から少し
血が流れて来た。
「せんせいーい!!」
晃は意識が戻らず
目を固く閉じた
先生の姿がもう
死体じゃないかと
恐れた。
「なんで?
なんでだよ?こんなこと…
違うだろ??先生!!」
息をする胸の
動きがわかり難く
体も冷たい。
完全にパニックに
なった晃は
先生の息や脈を
確認するのを
思いつかなくて
先生から離れた。
「どうしよう?どうしよう?
え…ヤバイ。」
晃はバスルームから
出て誰か人を
呼ぼうと考えた。
すると開けっ放しの
ドアの前に少女が
立っていた。
「桐生君。先生は?」
少女はおさげの
杉浦麻友だ。
いるはずがない
少女が立っていて
バスルームの衝撃の
光景と合わさって
晃は悲鳴を上げた。
「うわあああああ!!」
麻友は不安そうな顔だ。
「桐生君、
血が出てるわ。」
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