明日二人で遊ばない?
と普通の
少年少女なら
問題ない会話だが、
アイドルルールが
縛る。
恋愛感情がない
友人同士でも
男女が二人だけだと
デートに見える。
それが恋愛感情爆発の
沙也加の本音を
考えるなら
手をつながなくても
心の中ではデートだ。
本心は
恋愛禁止のルールを
破る違反行為なので、
罪悪感から
デートではない
言い訳を一緒に
考えてほしい。
一緒にそんな話を
したらきっと楽しいと
想像していた。
勝手に桐生晃が
言う言葉を
妄想して
受け答えて
にやにやしていた
沙也加。
恋のドラマを
見るのも
出演するのも好きな
沙也加は妄想力がある。
全部素直に
言えばいいが、
言えない。
無言のデカマスクに
晃がしびれを
切らして尋ねた。
「それで話って何?」
「キミが元気がないって
奈々ちゃんから
聞いたわ。」
「うん。
凄く元気がない。
でも勉強頑張ってる。」
沙也加はマスクの下で
顔を赤くした。
やっぱり桐生晃は
私を想って
元気をなくしていた。
奈々の話は
本当だった。
今度奈々にご飯を
おごってあげよう。
沙也加は奈々の気配りに
感謝した。
くすぐったい気持ちで
はにかんでしまう
沙也加。
恋愛禁止だから好きと
言ったら負け。
少し迷ってから
これはファンサービスだと
考えた。
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