園の夏休みの
予定表は土日休み
以外の平日は
勉強時間と
休み時間が不規則で
動きづらい
スケジュールに
なってるんだなと
雄一郎は思った。
「これでいくと
友達と遊びに
行っても平日は
2時間くらいで
園に戻らないと
ダメなのか。
夏休みなのに
不自由なんだな。」
「うん。
高校生になったら
夏休みはみんな
朝から晩まで
バイトするんだ。
高校卒業したら
園を出て家を
借りたり家電を
買ったりしないと
いけないから
夏休みのバイトは
稼ぎ時で遊んでる
場合じゃないんだって。
結構卒園の
準備資金がいるって
みんな言ってた。」
「卒園はほとんど
自力なのか…。」
そう説明している晃は
にこにこ笑顔で
全然顔に苦労が
見えない。
普通はなんで
俺ばっかりとか
考えそうなのに
朗らかな晃にまた
情が深まる。
「俺の会社も
夏休みあるんだよ。」
雄一郎の会社も
お盆前後に
大型連休を入れて
社員全員休ませる。
自分たちも夏休みに
実家に遊びに行く
話をした。
雄一郎と加奈子
それぞれの実家を
めぐると聞いて
少し晃は寂しい。
「晃と会って
一か月くらい。
晃はちゃんと
勉強して
成績もあげた。
そのご褒美に
夏休み中に
どこか遊びに
連れて行きたいんだ。
だからそろそろ
奥さんに紹介するから。」
「え?いいの?」
「十分晃が
頑張ったいい話は
できるからな。
今日は終業式だからは
自由時間も
まだまだあるな。
ちょっとこれから
俺の買い物に
付き合ってくれ。」
「買い物?」
雄一郎は社員に
少し仕事の指示を
してから晃を連れて
駅前の繁華街に行った。
社員は晃を可愛がる
若すぎる社長を
ほほえましく見送る。
人気ブログランキングへ
今日もご訪問ありがとうございます。
いいねをいつもありがとうございます。
