晃は沙也加に

 触らないように

 注意しながら

 出口に行こうとしたら

 沙也加は先に
 行かせたらまるで

 こっちが負けたような

 気分になると思い

 今度は晃を
 引っ張るのではなく

 乱暴に押しやった。

「いいえ!

 私が先に帰るわよ!

 キミは私の後よ。」
 と喚くと

 鼻息荒く公園を

 出て行った。
 何しに来たか

 わからないスーパーアイドル。

 確かに目の前に

 超有名人が

 立っていたのに
 何も感じなかった晃の

 様子にそれだけで

 混乱した沙也加が

 悪い。
 普通の少年は

 テレビや雑誌の

 中にいるはずの

 アイドルを前にしたら

 真っ赤になって
 口はしどろもどろ、

 汗をかいて、

 人によっては

 震えている子もいる。
 なのにどうでも

 よさそうな晃の

 態度は予想外。

 スーパースターのはずの

 沙也加の方が
 年下の美少年に

 ドキドキして

 うろたえてしまった。
 沙也加と晃の出会いは

 最悪だった。
 もう二度と

 桐生晃の事は

 考えるものかと

 沙也加は思った。

 晃も今後は

 沙也加の応援は

 しないぞと思った。

 テレビの中では

 可愛いだけに

 見えたのに、

 実際は変な事をいう

 女王様。

 クラスメイトの奈々も

 おかしいけど

 リーダー沙也加もおかしい。

 もしかしてマヨクラは

 おかしな奴が

 選ばれるのかな?

 と思った。
 

 

 

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