油断していた
後ろから背中を
打たれて背後を
見ればさっきの
気弱な男が
生意気にも
戦おうとしていると
思って腹を立てた。
男は拾ったナイフを
左手に持ちなおし、
裕也に向かって
振り向きざまナイフを
振り回す。
髪の長いお兄さんは
強そうだけど、
裕也はいかにも
弱そうだとみんな
思っていたので
店の中では悲鳴が
大きくなった。
その中でも
まひろヒヨピーの
泣き声が大きく聞こえる。
「ユウヤ―――――――――、ユウヤ――――――――――!!」
オモチャの
悲痛な鳴き声に
聞いている人の
心が痛む。
まるで持ち主の姿が
見えてるみたいだと
中条社長は
手に持っている
オモチャを不思議に
思った。
御堂と裕也が
頑張って逃げ道を
封じていると、
やっとパトカーと
救急車の
サイレンが聞こえてきた。
居合わせた人や
裕也と御堂の
二人には物凄く
時間が遅く感じたが
実際には十数分の
出来事だ。
異常者はパトカーの
その音を聞いても
その場を逃げずに
裕也を狙った。
「うわああああああああああああああ!!
来るなああああああああ!!」
旗がついたのぼりを
ぶんぶん
振り回したが、
足が絡まって
裕也が尻もちをつく。
地面に倒れて
裕也は思わず手で
頭を隠した。
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