あの時も前々から

 計画してホテルを

 取って薬も用意して

 ゆづるを連れ込んだ。

 ちょっと松坂は

 思い出して

 笑ってしまった。

 俺もバカみたいだ、

 などと思いつつ。

 身体で深く愛し合うと

 心まで分かり合える。

 ゆづるは抱かれながら

 愛を認めた。

「ゆづる…。」
 一人ゆづるの連絡を

 待ちながら

 夜のコーヒーを

 飲んでいる松坂は

 好みの音楽を

 聴きながら
 ゆづるとの出会いや

 別れを

 思い返していた。

 もう戻る気はないと

 ゆづるは言った。
 今度こそ無理なのか

 という不安と

 今度こそ

 うまくやれるという

 希望の間を

 揺れ動く松坂。
 だが電話は来ない。
 ゆづるはもう二度と

 復縁しない気持ち

 なのかと松坂は

 失望していた。
 夜はまだ

 時間があるが、

 二人の亀裂を

 取り戻すには短い。
 何か食べておくかと

 思っていたら

 電話が鳴った。

 直感的に

 ゆづるだと思って

 松坂は立ち上がった。

 

 

 

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