学校が終わって

 一成がバイトで

 働いていると

 梓がやってきた。
 自動ドアが開いて、

 梓が見えると

 笑顔を浮かべた一成だが、

 梓の表情が

 とても暗くて驚いた。
 レジは普段と違って

 混んでいて梓は、

 一成の方をみながらも、

 遠慮して

 買うものを選んで待った。
 梓がレジを終えても

 まだお客がいたので

 梓はイートインにいる

 工の方に行った。
 一成は気にはなったが

 仕事が大事なので

 ちゃんとわきまえて、

 レジが終わって、

 他の仕事も

 一段落してから梓に

 声を掛けた。
「梓。どうかしたの?

 ちょっと暗いよ。」
「豪さま…。お兄様が…。」
「どうかしたの?」
 梓は泣き出してしまい、

 一成は驚いた。
「おにいちゃまが

 おかしくなってしまって

 …変な事をいったり、

 変な事をしたりして…、」

 梓は声を震わせて

 話出したので

 工は驚いて口を開けた。

 工を驚かせては

 いけないと一成は

 思ったが、

 かといって梓も

 子供だから

 我慢できないのも

 仕方ないとも思った。
 

 

 

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