N4町で親子猫の捕獲〜大雨の中で〜 | えんねこ日記

えんねこ日記

【NPO法人えんねこ】の日々の活動を綴った日記です。
よろしくお願いします♪

とある日、えんねこに1通のメールが
届きました💌


『数日前から自宅の敷地内に
母猫と子猫3匹がいることに気づきました
(餌や水はあげていない)
家では飼うことが出来ないし
このまま住み続けたり野良猫が増えるのは
困ってしまう
どうしらいいでしょうか?』



送られてきた写真🐈


とても優しい相談者様で
責任が持てないのに
可哀想だからと餌をあげれば
野良猫は増え
もっと可哀想な命が増える
と娘さんからアドバイスを
いただいたそうで相談してくださいました🙏


タイミングってあるんですよね‼️


その日えんねこは他の現場の
捕獲作業の撤収をしている所で
捕獲器も持っていたし
すぐに動ける状態だったので
現場に急行する事にしました🚗


写真を見る限り
生後2ヶ月の子猫で離乳も
しているであろうサイズ‼️


まだ全然人慣れ出来るし
里親を探す方が断然良い‼️
母猫だけ不妊手術を行い
子猫3匹は里親探しをする方向で
相談者さんと話がまとまりました🐈


なんでもかんでも地域猫にすれば良いと
いうわけではありません


野良猫の糞尿被害や困ってる人のために
考え出された対策であり


猫を可愛がる活動
ではないからです


【手術出来る大きさに成長するまで待ち
それから捕獲して地域猫にする】


それも間違いではありません


①成長を待つ間も糞尿被害は拡大する事
②成長を待ったのち全員捕獲出来る保証がない事
③半年くらい(最近はもっと早いこともあります😱)で発情期を迎えるという事
④母猫は子育てが終わるとすぐ妊娠出来る事


これらを考えると
親子でまだ捕まえやすいうちに
対応する方が断然良い‼️
(えんねこはこういう考え)


この日は夕方から雨の予報で
空は今にも降りそうな黒い雲☁️



同じ市内とは言え
捕獲撤収をしていた場所から40分くらい
かかる距離でした🚗


現場到着する寸前から
大粒の雨がポツポツ。。。☔️


現場へ向かう時にやり取りしていて
家と踏み石の間に子猫が挟まって
母猫が探してる状態と知る🐈



子猫は自力で出られる隙間だったのですが
あえて出られないように隙間を塞いで
もらいました
(親子一緒に捕獲したかったため)


ーーーーー現場到着‼️ーーーーー

両サイドにレンガを置いてあっただけなのに
子猫は出られないと勘違いして
うずくまっていました🐈


上から手を伸ばして掴もうとしたら
手が入らない狭さ😅


子猫をツンツンして起こし?
目の前のレンガを退けると
勢いよく飛び出そうとして焦りました💦


慌てて手でつかんで捕獲‼️


子猫1匹捕まえた時点で大雨に☔️


母猫は相変わらず近くに居て
子猫を探しています


捕獲器置きたいけど屋根がない😫


相談者様がブルーシートで
タープテントのように雨よけを作りましょうと
提案してくださり
みんなでずぶ濡れになりながら作業しました



そして雨よけの下に
捕獲器をセットし
その横に捕獲した子猫を置く
(子猫はキャリーに入れてタオルをかけて)



親子で捕獲するときは
子で親を呼びます(ヒドイとか言わないで😭)
その逆もあります💦



お母さんを必死で呼ぶ子猫
子猫を探す母猫の鳴き声


誘拐犯になったかのように
胸は痛みますが。。。
親子を全部セットで捕獲しない方が可哀想と
割り切って動きます🐈


大雨すぎて鳴き声聞こえないけど
親子の絆を信じてしばらく車内待機


1時間くらい経った時に
母猫ともう1匹の黒子猫の捕獲に成功🙌


(サビ母さんは夜だと写真が難しいので朝撮影しました)


ただ、、、もう1匹の
茶トラ子猫が居ません😭


日付が変わるまで粘りましたが
雨も止まず一旦撤収することに


翌朝からは予報も晴れだったので
早朝また子猫の捕獲に来る事になりました


翌朝あんな心臓に
悪い出来事が起こるとは


つづく

(広報担当:SM)

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