真鍋島、一斉TNRへの道 Part1 | えんねこ日記

えんねこ日記

【NPO法人えんねこ】の日々の活動を綴った日記です。
よろしくお願いします♪

私達えんねこえんねこサポーターさん、犬猫の不妊・去勢を進める会様、Cats Heart Okayama様は
今まで真鍋島へ足を運び島民の方々の猫達に対する気持ちをヒアリングし、人と猫が穏やかに共生できる道をずっと考えてきました。

今のままでは…
島民の方々と猫達の関係は悪くなる一方です。
報告してきました通り、島民は『猫の島』と言われることを嫌がっています。
ところが…メディアやWEB上では真鍋島=猫の島』として発信されています。

今回は文章ばかりですし、長文になりますが…
是非とも読んでいただき、真鍋島の現状をさらに知っていただきたいと思います。


9月14日
真鍋島へ。
えんねこメンバーは8月10日にチラシを配布して以来、約一か月ぶりの訪島です。
今回はCats Heart Okayama様、高井たかし衆議議員の秘書である井上信也様、えんねこサポーターみおさんと一緒に。
本浦に到着すると
猫達がどんどんと出てきてくれました。
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気温が少しずつ下がっているせいか、猫達の食欲は旺盛です。
この一ヶ月、
みおさん犬猫の不妊・去勢を進める会様、Cats Heart Okayama様が猫達のケアをし、フードを届けてくれているおかげでしょうか。
猫達の状態は以前よりもかなり良くなっています。
毛艶も良くなりふっくらとしてきています。
るん♪
もともと、ご飯を定期的に貰えている子と貰えていない子の状態の差がとても大きかった猫達。
全体的に良くなってきていることが本当に嬉しかったです。

ご飯をあげていたら島の方々が声をかけてくれました。
「きれいな子が増えてきましたね。」
と言うと
「そうそう。みんな毛艶いいでしょう。太ってきたし。」
「穏やかな顔の子が増えたよ。」

と言っていました。
前は距離を取っていた子達もご飯をあげている時は触らせてくれたり、逃げないで付いてくる子も増えたり…人と猫の距離が近づいたことを実感しました。
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ご飯をあげながら猫達の状態を確認しつつ移動しました。
餌やりのおじいちゃんにフードを1ケースお渡ししました。
「最近、猫達がたくさん集まるようになったからフードの減りが早くて…大変やったから本当に助かるよ。」
とおじいちゃん。
確かに…おじいちゃんと初めてお会いした時はおじいちゃんがご飯をあげてくれていた子達は5頭ほどでした。
伺った時には約10頭が集まっていました。
「もっと来るようになったよ。」
と。
今まで食べられずにいた子達がおじいちゃんのもとに集まるようになってきているようです。
おじいちゃんも「フードを届けてもらっているから。」と、どの子にも分け隔てなくご飯をあげてくれているそうで…集まってきているようです。
おじいちゃんなら安心して託せます。
おじいちゃんはこの子達の命綱です。
お礼を言いつつこれからもお願いしてきました。
リリースした子達も元気でした♪♪

移動中、猫が嫌いというおばあちゃんと会いました。
おばあちゃん、
「家に猫が勝手に入ってきたりするんや。悪い事もする。だから追い立てるんや!」
と。
でも…みおさんがよくよくお話を聞くと…
「いつもこの辺の猫達のうんPを片付けとるんや。ちょっと前までは下痢のうんPで片付けるのが大変だったけど、最近は楽なんだよ。コロコロしたうんPだから。良いうんPしてるわ。」
と教えてくれました。
糞尿問題もある中、こんな風に猫達に関わり、嫌いと言いつつも対応してくれている…本当は優しいおばあちゃん
嬉しい情報をありがとうございます。
ちゃんとキャットフードを食べられる子が増えた結果ですね。
皆さまのご支援は、猫達の健康状態を向上させてくれています。
本当にありがとうございます。


チラシを渡してお話しした島の方は、覚えてくださっていて…
「遠いとこよく来たね。」「ちゃんと読んだからね。」「頼むよ!」
と声をかけてくれました。
お会いできなかった方達には
「先月チラシを入れさせて頂きました。読んでいただけましたか?」
と聞くと
「読んだよ。」
の後には猫好きの方は猫談義に花が咲き。
猫嫌いの方にはTNRの意味をじっくりとお話し聞いていただきました。
皆さん、しっかりと聞いてくださり…ありがたかったです。
嬉
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NPO法人かさおか島づくり海社と笠岡市支所を訪島のご挨拶を兼ねて訪ねました。
副理事長がみえましたが日中の為、介護業務を一生懸命されていたのでお邪魔にならないよう早々に失礼しました。
支所の方へも業務のお邪魔にならない程度にご挨拶させていただきました。
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餌やりの漁師さんはご不在でお会いできませんでした…
同じくフードを1ケースお渡しする段取りをしてきました。
漁師さんのもとに集まる猫達にもお腹一杯食べてもらいました。

今回は島にあるお宿に伺わせてもらおうと思っていました。
というのも、先月はお宿にとっては繁忙期ですから…お邪魔するのははばかられると思ったからです。
今回も念のためお邪魔させていただいてよいかお電話をさせていただきました。
お宿の旦那さんが電話に出てくださり、お話させていただきました。
お客様がいらっしゃるということで
「わざわざ来て頂いてもゆっくり時間を取ることが出来ませんので、この電話でのお話で結構ですよ。」
と言ってくれました。
ご挨拶させていただき、先日サポーターのみおさんがお話させていただいたチラシの事についてですが…とお話ししたところ…
「『猫の島』と呼ばれることは迷惑なんだよ。勝手にメディアや観光関係のHPで『猫の島』と言われることが正直腹立たしい。猫の島と言って発信して利用している人達はただ利用するだけで猫達の世話は島民に丸投げで…猫が増えることで島民が迷惑していることも気にもしない。」
とおっしゃいました。
よくよくお話を聞いたところ…
旦那さんは過去に行政にTNRをお願いしたそうです。
が、行政には断られたそうです。
観光PRの材料に一つに使っているにもかかわらず…
旦那さん
・繁殖して増えすぎてしまうこと
・衛生環境の悪化
・善意の島民の負担が増えていること
・近親交配の増加          etc.

私達が考えていることと同じことを既に考え行動した方でした。

旦那さん
「私達は猫達のことを知り考えて活動をはじめました。でも、今は島の方々の想いもお聞きして旦那さんのおっしゃる通りTNRが真鍋島には必要だと思い今行動しています。どうかご理解ください。」
とお願いしたところ、賛同していただけました。

早急に行政と話をしなくてはいけない。
今回の訪島で更に強く思いました。


状態が悪かった黒猫ちゃんには会えませんでした。
無事でいるといいのですが…
成猫達の状態は良くなってきています。
が、一度状態が悪くなった子猫達は…やはりなかなか良くならないです。
次回の訪島でもご支援で頂いた免疫力をUPするサプリメントを持参します。
寒い冬に向けて、体調が整えられるよう皆にあげようと思います。

岡山県広島県、もちろんそれ以外の地域の方でも構いません。
『真鍋島の猫達』を助けていきませんか?
『真鍋島の猫達』を助けたいと思っても…私達だけの力では足りません。
本当の意味で…動物の、猫の幸せを願って協力してくださる方が必要です。
どうかご協力をお願いします


真鍋島の猫達の命を繋ぐ為にフードのご支援をお願いしますsei
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