今回のセッションは、お約束頂いてから、雨続きで変更が重なり、ようやく散歩日和りの日にお会いできました。
チワワのビビリーズと言うか、経験不足からくるビビリが故に、他犬への吠えがでてしまったり、人も苦手な リン & メイ
セッション当日までに、無関係と思えるような事でも、いろいろお聞きして動画を送って頂きながら、気づいたことなどを やりとりして、実行して頂いておりました。
まず、ハウスやコマンドの徹底として、1度でしっかり聞ける状態を作る事、室内で出来るカムなどの呼び戻しも、負け勝負にならないために、必ずリードをつけて行っていただいたり…
リードをつける事、座れば外に行ける、伏せれば外に行けると思ってしまってる散歩前のパターンを見直して崩して頂いたり
ママさんは とても熱心な方で、既に アカデミー生のくまこさんのフリーセッションも受けられており、基本的な事は既に実践されておられました。
さてさて、セッション前のやりとりの中で、実はもう一頭 問題がない⁉︎ ミックスの 先住犬のミッキがいる事がわかり、動画を送って頂くと、一見安定犬の様
どうしても問題がある子に目が行き、意識がそこにだけ行きがちですが、なかなか改善されない思うようにいかないケースも多いもの、それはなぜか⁉︎
多頭飼育の場合は全体のバランスを見直してパックでのセッションをする事で、実は問題と思ってる事の原因が違うところにあったり、バランスを整える事で 停滞していた問題が改善されてゆくという事がある。
そこでセッションには、もともと リン&メイ だけでいらっしゃる予定でしたが、今回はいつも一人残され、留守番になってしまうミッキもお連れいただきました。
普段の散歩でも、一番ビビリのリンとミッキを一緒のペアにして頂いたりもしたおりましたが、いざ会ってみるとミッキは安定と言うよりも、常に気配を消している事が判明
またパパがパックをハンドルする時は、ミッキもパパの隣をメイと歩いたりなんだけど、いざママにハンドルを変わると、スーッと後ろ～～の方へ下がってしまい気配を消してしまうんです。
一見繋がってるように見えても、芝の上で 「 伏せ 」をかけても座らず、原因は常にリン &メイに意識が行ってしまって、ミッキはまるで空気の存在になってしまっており、遠慮がち～（≧∇≦）
先ずはママに芝へ腰を下ろしてもらう事で、ほらほらミッキもスッと伏せましたよ。ミッキは何も言われなくてするのではなく、本当はねママの指示をリンやメイと同じように待ってる子なんです。
とはいえ、指示を出される事で同じパックなんだ！ と安心するわけです。
ここに至るまでに、色々頑張っていただいておりましたが、リンとメイに集中してしまい、ミッキは同じ場所に居ても、パックになっていなかったわけです。
例えると、ママの連れ子が冷めた目で一線引いて馴染めずに見てる感じ⁉︎
それを良い事に、メイ &リン は ママとマンツーマン感覚になってしまってるわけです。
ミッキは手がかからないとら思われていらしたのだけど、実は常にミッキは指示待ちしてるのに、他の二頭のように声をかけられる事なく過ごしていたので、こんな時だけ「座れ」 や 「 伏せ」 「 待て」などをかけても繋がってなかったし、パックの一員という意識がなかったわけです。
となれば、リン&メイ もいつも一歩下がって引いてる 他犬が居るわけで、なかなか落ち着かない。
本来はね、ミッキは人の声がよく届く子なんです。でもね、いつもママやパパの様子を見ながら、存在感を消して繊細ないぬでもあるわけです。
あっ、ちなみにまずは人と繋がる事が先決です。
ミッキにも、他二頭と同じように声をかけてもらい、
犬は強い人が過ぎ！(精神的に) そして安定してどっしり構えた犬の側にいたいものです。
ミッキの側には、いつもリンがいるんです。家でも外でも…
賑やかな通りのすぐ側で、休憩ですがミッキに先ずは指示を出し座らせる事で、一番ビビリのリンも ささっとミッキの側で座り、人も苦手なリンがカメラを向けるとこの通り
ママがミッキにもしっかり声をかけてケアしてあげる事でミッキが安心して安定しますと、ビビリのリンもこの通り
指示を出されたところで、匂いを嗅いだり、一番無防備な姿勢になる排泄も済ませる事ができますし、ちょっと経験を、重ねる事でどっしり構えた犬へと変わる、多くの伸び代を持ってるんですよね。
歩いてるのを見てても、怖いというよりは、興味津々で のんびり行きたいけど、先に犬や相手に来られると、未知のものだから先手必勝で吠えちゃう事もある。
そう、常に吠えてるわけでなくてね、周りをよく見て、人が介在して先に手を打つ事で、吠える事もなくスルーできるんです。
この写真、ビビリに見えないですよね⁉︎
何度も 多くの人や犬の中で すれ違いの練習しましたけど、吠えが出たのは 人がちょっと目を外して居るときに、他犬が急接近してきたり、目線を合わせながら歩いて来た時だけ。
ここをうまく人がコントロールしてあげる事で、問題となる事はなく、終始のんびり 三頭引きでのパックウオークも出来るわけです。
どうしても、ビビリだから後ろに下げる事に必死になりすぎて完璧を初めから目指してしまうと、犬達もそんな空気を察してピリピリするんですよね。
落ち着いたミッキの隣には、プチビビリのメイが大概一緒なんですが、リンもママの隣でこんな道に残る犬達の匂いなんかを嗅ぐ余裕すら出てましたよ。
ただね、ママさんにもお話をさせていただきましたが、完璧は一夜にしてならず。
とても真面目なママさんなので、熱心に集中してしまいますが、時に深呼吸して周りを見て歩く余裕をら持つ事、ハンドルするリーダーがリラックスする事で、犬達もリラックししてきます。
そこから毎日の積み重ねで、自然と完璧⁉︎ と満足出来るパックを、これからパパさんと一緒に創り上げて頂けたらと思います。
昔から 隣の芝生は青く見えるって言うように、私自身もよく出来てる他人や他犬を見ては、思い悩んだりもしました。
でも今言える事は、やはり悩むよりまずは行動！ そして凹んだり 行き詰まったり、イラっとした時こそ、大きく息を吐き出してから深呼吸してね、口角目一杯引いて作り笑顔～～*\(^o^)/*
これで気持ちほぐれます！
こうして毎日、自分の心のコントロールする事で、自然と犬を犬として冷静に見れるようにもなり、どんどん変わってくる。
継続は力なりだけど、そこには リラックス、笑える余裕があってこそですよ～～
(^｡^)！
長時間、貴重なお時間をありがとうございました。
またお散歩会では、ミッキも一緒に会えるのを楽しみにしております☆
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