合計 391286933円
年末までPFは好調を維持し、資産は最高値を更新。
PFのリバランスを行い、商船三井とケイヒンを少々売却し天龍製鋸と丸八HDを購入した。
海運大手3社はONEという共通点がありどれを持っていてもそれほど大きな差はでないので一番大きいポジションかつ財務が悪い商船三井を減らすことにした。代わりに採用したのは天龍製鋸であり、理由は後述。
ケイヒンの売却理由はこちらも株価が上昇し、割安さは残っているものの流動性を考えると少し別の銘柄に換えてもいいと考えていたため採用したのが丸八HDとなった。
両社の採用理由は投資有価証券の割合の高さにある。
両社はビジネスは成熟しきっており大きな成長は現段階では見込めないが、一定のキャッシュフローはまだ期待できるレベルにある。
今後も継続的にある程度のキャッシュが入ってくることを考えればPBRは天龍が自己資本9割でPBR0.55、丸八が自己資本比率7割でPBR0.29と財務だけでも市場の評価は割安でかつ十分充実しているため、これらを配当に向けることも可能であり安全性も高く美味しく見える。
しかし、両社は豊富なキャッシュをただ抱え込むのではなく投資有価証券として運用し、営業外収益を増やしている。
特に顕著なのは丸八HDのほうでありここ4年の間の利益の約半分は営業外収益で稼いでいる。
詳細な内容まではわからないし浮き沈みももちろんあるだろうが、この両社はしっかりと稼いだ金を用いて収益をあげようと試みているように思える。
両社とも十分に割安で高水準とはいいがたいが安定的なキャッシュが稼げる本業があり、返すべき借金はない。
今後株主還元を全力ですることもできるし、ため込んだお金で営業外収益を稼ぎEPSを向上させるのでもよいだろう。
インフレが進んでいる現在を考えるならこうした財務の豊かな企業と貧しい企業の差が大きくなるだろうと思っている。
借りる必要がある財務が貧しい企業は利払いに苦労するようになるだろうし、豊かな企業は逆にそこから収益を得やすくなるからだ。
ただ稼いだ金を積んでいるだけみたいな企業も存在するが、今後はそうした企業もどこかでこういった財テクを始めるかもしれないしそうすることで収益性の向上が見込めるかもしれないと考えている。




